アイビスサマーダッシュ2023の一週前追い切りや過去などについて書いていきます。
2023年7月30日（日曜）に新潟競馬場で行われる1,000メートル（芝・直）のG3レース。
ニュージーランドトロフィーの覇者ジャングロ、韋駄天ステークス2,3着のファイアダンサー、トキメキ、19年のアイビスサマーダッシュの覇者であるライオンボスなどが出走。
今週の勝負レースの予想はnoteで公開しています。
⇒【アイビスサマーダッシュ2023予想他】7月29,30日勝負レース
今週も平日から地方競馬が豊作の週になりそうですが、こちらのアイビスサマーダッシュは夏競馬の重賞の中でも相性の良い重賞のひとつになりますので、今年も当然気合いが入る一戦になります。
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函館記念(GⅢ)情報注目馬５選
⑦ルビーカサブランカ(4人気)→2着
⑧ブローザホーン(2人気)→3着
⑨ローシャムパーク(1人気)→1着
⑬スカーフェイス
⑮アルナシーム
馬連2520円
3連複4210円
3連単2万1330円
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アイビスサマーダッシュ過去・追い切り他
【有力馬追い切り】
オールアットワンス
動きが小さく、フォームにも柔らかみを感じられない、いかにも休み明けという動きではあるものの、直線で外から抜け出すとその後は一気に弾け、一人旅。
一応勝負所では前半の動きとは逆に身体を大きく使えていたので、今回の追い切りを見る限りまずまず走れる態勢は整ったと思っていいか。
ただ、動きはまずまずだったとはいえ、全体的な時計は地味な印象を受けるので、さすがに本調子には程遠い出来と言える。
スティクス
前半はゆったりとしたフォームでソロっと入ってくるが、直線に向くとそこから一気にフォームを立て直し、身体を大きく使って悠々と走る、案外内容のある追い切りを消化。
最後の最後まで手応えに余裕を感じた点に加え、負荷をかけるとぶっ飛んでいきそうな程の手応えを感じられた点にも好感が持てるので、ひと叩きされた事で調子は確実に上向いていると思っていい。
スワーヴシャルル
頸と脚を出すタイミングが合わないなど、前半から色々とちぐはぐな追い切りとなってしまったが、逆にその動きでもこれだけの時計を出せるという事はそれだけ内面には余裕があったという事になるか。
勝負所で手綱を緩めると余裕の手応えのまま一気に弾け、その後も身体を大きく使いながら悠々と走る姿がこの馬の調子の良さを示しているので、動きと馬体を見る限りでは上手く休み明けからの出来、調子を維持出来ていると思っていいだろう。
シンシティ
頭の高さや重心は安定していてフォームも非常に美しいが、線の細さには比例しない迫力のある走りとスイッチが入ってからのスピードはかなり見栄えして見える、お手本のような追い切りを消化。
地面を蹴る力も強く、それに比例して胸前の厚みもかなり目立って見えるものの、その割には全く重苦しさは感じられず、脚捌きも非常にスムーズ。
最後に多少気を抜くような場面は見られたが、手応えを見ると決して息や脚があがった訳ではないので、競馬に行って集中して走る事が出来ればここは怖さを感じる一頭になるだろう。
プルパレイ
前半のもたつくような仕草を見ると勝負所でも同じくもたつくような場面が見られると思ったものの、直線に入ってからの反応や脚捌きの軽さは素晴らしく、大きな馬体を大きく使い、悠々と走り抜けていく姿を見ると暑くなって調子を確実に上げてきた印象を受ける。
更にスピードに乗るまでの、そしてそのスピードの速さを見ると器用さを求められない千直競馬も合う事が予想されるので、この味変は良い方向に転ぶかも。
ライオンボス
全体的な時計などは全く問題はないが、勝負所で置かれてしまった事、追われてからの反応の悪さ、そして相手がこちらを明らかに意識しての追い切りだった事を考えると少し物足りない内容といえ、馬体がゆるゆるな点からしても仕上がりの甘さはどうしても気になってしまう。
一応年齢の割には動けてはいるが、ピーク時の出来には程遠いというのが最終的な答えとなった。
【過去5年成績】
18年
ダイメイプリンセス 牝5 1人気
ラブカンプー 牝3 2人気
ナインテイルズ 牡7 8人気
19年
ライオンボス 牡4 1人気
カッパツハッチ 牝4 3人気
オールポッシブル 牝5 9人気
20年
ジョーカナチャン 牝5 2人気
ライオンボス 牡5 1人気
ビリーバー 牝5 9人気
21年
オールアットワンス 牝3 1人気
ライオンボス 牡6 2人気
バカラクイーン 牝5 14人気
22年
ビリーバー 牝7 7人気
シンシティ 牝5 2人気
ロードベイリーフ 牡5 14人気
3.1.0.1と1人気の成績は意外と安定しているが、毎年のように3着に単勝100倍の馬を含めた人気薄が突っ込んでくるレースになるので、今年も例年の傾向を考えると強烈な紐荒れに期待が持てそう。
なお、夏は牝馬という格言通り、数字上では牝馬が牡馬を圧倒している点も頭に入れておきたい。
【過去5年前走】
18年
CBC賞 9
葵S 2
水無月S 1
19年
韋駄天S 1
韋駄天S 2
バーデンバーデンC 16
20年
韋駄天S 2
韋駄天S 1
TVｈ杯 1
21年
葵S 3
韋駄天S 9
さくらんぼ特別 7
22年
韋駄天S 4
韋駄天S 3
CBC賞 6
韋駄天ステークスが王道ローテで、該当馬が現在4年連続で馬券に絡んでいる。
その他では重賞で馬券に絡めなかった馬の巻き返しが多々見られるので、韋駄天ステークス×重賞で敗れた馬を上手く組み合わせるのが成果に辿り着く近道になるか。
【予想オッズ】
1 ジャングロ 2.9
2 トキメキ 7.9
3 オールアットワンス 9.0
4 ファイアダンサー 9.8
5 スティクス 15.5
✔出走馬見解
ジャングロ
去年のニュージーランドTの覇者。
今回は超久々の実戦となるので、仕上がりが気になるところではあるが、ゲートが決まらず流れに乗れなかった前走のNHKマイルでも大きく崩れなかったように、力を出し切れる出来であればここでもスピードは上位の存在になるか。
トキメキ
過去2年のアイビスSDは馬券に絡めていないが、前走の結果を見てもわかるように、こちらもスピードは今年のメンバーの中での上位の存在になるので、抜けて強い馬がいない、韋駄天不在のここならそろそろ出番がありそう。
オールアットワンス
21年のアイビスSDの覇者。
本馬も約一年ぶりの実戦とローテが大きなカギを握るレースになりそうだが、内枠を引き当てた去年も見せ場をつくるなど、本コースの相性は非常に良い馬になるので、今年も好枠を引き当てる事が出来れば普通に怖さが先行する。
ファイアダンサー
飛び級、それも内枠を引き当てながらも馬券に絡んだ前走の内容を見ると本コースへの適性の高さは疑いようがないので、後はハンデが増える点、相手が強くなる点がどこまで着順に影響するか。
スティクス
去年のアイビスSDでも厚い印を打ったように、本コースへの適性の高さ、スピードはここでも間違いなく通用するだけの馬になるので、久々をひと叩きされた今回はさすがに前走のような事にはならないのでは。
注目ポイント
波乱が目立つ重賞ではあるものの…
例年3連単は高配当が連発する、波乱度が非常に高い重賞ではあるものの、意外にも1人気は過去10年で7.2.0.1、勝率70％、連対率、複勝率に関しては90％という波乱が目立つ重賞でも非常に安定した残している点は頭に入れておきたい。
今も昔も外枠有利に変わりなし！
今も昔も外枠有利という点に変わりはなく、7～8枠の馬は過去10年全ての年で馬券に絡み、その内6年で勝利するなど、外枠が内枠を圧倒している極端な偏りがみられるレース。
ただ、2枠の馬は過去10年で3頭の好走馬を輩出している点は覚えておきたい。
最後に今年の注目馬をあげておきます。
馬名はこちら→ 最強ブログランキングへ
外枠を引き当てる事が出来れば本命まで考えたい一頭。
今週の勝負レースの予想はnoteで公開しています。
⇒【アイビスサマーダッシュ2023予想他】7月29,30日勝負レース
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＜第23回 アイビスＳＤ(G3)＞
今年も人気薄の隠れ穴馬が
配当を引き上げる
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直線コースで争われる国内唯一の重賞でスピード自慢が集まる[アイビスサマーダッシュ]。
過去10年の平均配当は馬連1970円･3連複1万5220円･3連単7万0980円。馬連3桁配当は2度、馬連最高配当は4710円。3連単10万馬券以上が2度、3連単最高配当は26万7060円。直近2年は伏兵馬が馬券圏に好走し3連単20万馬券の特大馬券が出ている。
過去10年の上位人気別の成績は１人気【７.２.０.１】２人気【１.４.０.５】３人気【０.２.１.７】。1人気が7勝2着2回、馬券圏を外したのは昨年の1度のみと圧倒的な成績を見せている。また、二桁人気馬では22年ロードベイリーフ(14人気③着)、21年バカラクイーン(14人気③着)の2頭が馬券圏に好走したが大波乱はなるケースは少ない。
過去10年･年齢別の成績は３歳馬【１.２.１.６】４歳馬【３.１.１.１８】馬【３.６.５.３３】６歳馬【０.１.２.３５】７歳馬【２.０.１.２７】８歳上【０.０.０.１０】。4.5歳馬が3勝しているが、9連対で馬券圏好走が14頭の5歳馬の活躍が目立つ。出走頭数は10頭と少ないが連対馬3頭を出している3歳馬も要注意。
枠番別の成績では内枠(1～3枠)が1勝2着2回、中枠(4～6枠)は3勝2着4回、外枠(7.8枠)は6勝2着4回。圧倒的に外枠の好走馬が目立つ。脚質では、スピードの持続力が要求されるのが芝直の特徴で、好位から粘り込む脚質が有利です。差し追い込みタイプは厳しい。
また、過去10年で【６.６.６.６４】と6勝を挙げ連対馬12頭と活躍している牝馬に注目。牝馬は82頭(160頭中)が出走し18頭が馬券圏(3着以内)に入っているように「夏は牝馬」の格言通り、真夏に強い牝馬の好走が目立ちますね。
2年連続で伏兵馬が馬券圏内に好走している千直重賞アイビスSD。今年も波乱の立役者となる人気薄の「隠れ穴馬」の激走情報を極秘入手済！配当を引き上げる「隠れ穴馬」は超必見！馬券購入前に必ずご確認ください。
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