DMMバヌーシー2024の1歳募集馬について書いていきます。
本日公式にて【一期募集】の募集馬情報が公開されましたので、写真、動画を見ての全募集馬の短評などを色々とダラダラと書いていこうと思います。
写真、動画を見ての最終的なおすすめ馬のレビューはこちらから。
レビューや過去馬の評価はこちら↓
まず募集馬リストを見て思った事は、
今年も厩舎は文句なし!
そして血統もまずまずの、例年通りのDMMバヌーシーらしいラインナップ。
ただ、牝馬で1.2億の馬もいる、相当盛ってるな、という年でもありますので、高額馬に手を出す際にはしっかりと動きをチェックしてからという事になるでしょう。
なお、今回こちらで公開するのはキャロットクラブやシルクホースクラブ、東京サラブレッドクラブで公開している募集馬の評価、おすすめ馬のレビューとはまた別の内容、あくまでも短評となりますが、
需要があればこの後細かく評価を書いたおすすめ馬の記事を追加で更新する予定です。
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DMMバヌーシー24年(23年産)1歳募集馬短評
スウィッチインタイム2023
父コントレイル母父Galileo
兄にダートで1勝のダノンスウィッチ。
もともとGalileoの肌にコントレイルを、という母馬だったので、完全に狙っての配合という事になる。
若干短く見える背中、頸差しの太さとトモ、胸前の筋肉量を総合すると母寄りかな、という印象も、写真ではなかなかバランスの取れた、一言好馬体というタイプ。
肘付き、肘離れがしっかりしている影響もあって歩いた時に脚がしっかりと前へ出る点は勿論プラス、
更に可動域の広さを考えると母のいいところをしっかりと受け継げているこの母の産駒らしい出来となっている。
ただ、管囲を含め、管の長さや膝、球節と脚もとのパーツを総合すると靭帯へかかる負担がちょっと気になる馬なので、あまり大きくならない事を祈りたい。
スティールパス2023
父サートゥルナーリア母父ネオユニヴァース
母はスパーキングレディーカップの勝ち馬で、兄に未完の大器ミッキーカプチーノがいる血統。
大腿骨や脛骨が特別大きいタイプではないが、
トモのボリュームや大きさは申し分なく、綺麗に整った尻の形と腰接、飛節との境い目がはっきりと確認出来る点には好感が持てる。
そのトモの大きさから来るガツガツとした歩様を見ると動きは馬体以上に大きく見えるが、前は良くても後ろが若干硬いので、この辺りが競馬にいってどうか。
完全にスピードタイプではあるので、芝の短いところで。
シスタリーラヴ2023
父コントレイル母父Bellamy Road
兄に毎日杯3着のダノンアレーやDMMで募集されたオープン馬、ディープモンスターがいるクラブお馴染みの血統。
コントレイル産駒の特徴のひとつなのか、馬体以上に動きはコンパクトに見えるが、
頸や身体はしっかりと使えているので、この点に関しては大きな減点材料にはならないと予想。
飛節の大きさは可もなく不可もなくといった感じも、歩くと伸縮性が抜群な点がいかにも良血馬という感じで、
前脚同様に脚捌きの軽さが目立っているという事を考えると父からスピードを上手く受け継いだような、持ち場も兄と同じような感じになるのでは。
背中の長さとややゆとりを感じる、薄い筋肉が全体に分布している馬体を見ると距離の融通も利く可能性が高いので、芝の中距離で。
メジャーマジック2023
父リアルスティール母父ダイワメジャー
祖母ソーマジックは桜花賞3着馬、その祖母の産駒からは ソーグリッタリング、マジックキャッスル、ソーヴァリアント、ソーダズリングと重賞好走馬がズラリ。
気持ち脚が外に流れてしまうが、この産駒らしい硬さは見られず、
胸の深さや腹構え、張りのある皮膚などを見るとさすがの血統馬という感じで、頸差しのしなやかさ、胴長でゆったりとした馬体を見る限り距離の融通も利きそう。
ただ、父似でも母似でもない、良くも悪くも中途半端な馬体、動きに出てしまったのは少し気になる材料で、
どちらかといえば母父の影響が動き、馬体に反映された方が出世してくる血統なら怪しさが全くないという訳でもない=確実にヒットを打つようなタイプではないかも。
ヴィンクーロ2023
父レイデオロ母父キズナ
血統はこれといって目立たないが、母父ディープインパクトからはデルシエロ、ショウナンハウルといった馬が出ているので、キズナの肌は本産駒にマッチしそう。
肩甲骨が大きく発達している事もあってその肩甲骨の大きさに比例して胸囲の広さも十分に取れている、ロベルト系らしい馬体なので、おそらく血統に素直なタイプ。
ただ、可動域が狭い点に加え、背中の短さと腹のバランス、厚みのある筋肉がぎゅっと一点に詰まった胴、頸の太さや長さなどを総合すると持ち場がどうか。
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アポロフィオリーナ2023
父スワーヴリチャード母父スニッツェル
姉に函館2歳ステークス3着のスカイキャンバスがいる血統。
後脚の骨が長い点がいかにもトニービンの血を引く産駒らしく、大腿骨や脛骨の幅からくる股関節の可動域の広さは抜群に良く見える。
トモの容積を考えると厚みも申し分なく、地面を蹴る力に関しても全く問題ないように見えるので、こちらも血統に素直なタイプに出たかも。
ただ、身体と脚もとの動き、バランスが少し崩れて見える点からすると馬体が完全に完成するには多少時間がかかるタイプだと思うので、
おそらく2歳からバリバリ、というタイプではない。
ヴィヴィッドヴィジョン2023
父キタサンブラック母父Vertiformer
血統を含めて特別目立つ、というタイプではないが、完全に遅咲きのまだまだこれからの馬。
それでも牝馬の割には膝や球節の大きさ、菅の長さなどもしっかりとバランスが取れており、
繋ぎのクッション性、歩様の柔らかさ、そして脚捌きのスムーズさを考えると父の良いとこを、という馬ではある。
厩舎に関しても文句なしなので、様子見出来るなら案外穴かも。
モードフランス2023
父マインドユアビスケッツ母父アサクサキングス
幼い、前が若干硬い、そして背中のブレと気になる点もあるので、
繋ぎのクッション性を総合するとやや故障のリスクはあるかもしれないが、胸の深さや胴の長さを見るとスタミナを問われるような競馬で楽しめそう。
これだけ派手さに欠ける馬であればおそらく様子見出来るので、この路線を狙いたい方は様子見してみるのも悪くはないが、おそらくガンガン数を使えるようなタイプではない。
ランプフィーバー2023
父クリソベリル母父Ghostzapper
芝の重賞で活躍したギベオンを出している血脈になるので、芝がダメという訳ではなさそうだが、胸前とトモの筋肉量からするとやはりダートが持ち場。
ただ、ダート馬の割には少し動きがこじんまりとした、迫力には欠けるタイプなので、大物感という点では少々欠ける。
アイワナシーユー2023
父キセキ母父ステイゴールド
一言目立たない。
パーツも甘く、やや遅咲き。
筋肉量が足りないという訳ではないが、腰接の長さは明らかに足りない、
大腿骨の大きさも馬体を考えると物足りなさを感じてしまう、トモの厚みもその大きさに比例している見た通りのタイプ。
飛節の大きさに加え、飛端からデンへのバランスが気持ち崩れている点からしても後脚に関しては決して褒められるようなパーツとは言えない。
最終評価記事、もしくは【2期募集】の記事に続く。
写真、動画を見ての最終的なおすすめ馬のレビューはこちらから。
レビューや過去馬の評価はこちら↓
どのようにレビューを書いているかわからない方もいらっしゃるかと思いますので、サンプルとして以前公開したレビューも公開しております。
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✔この記事を書いた人
ブログ予想開始初週の中山記念で3連単【31万馬券】を的中させ、その後NHKマイルで【29万馬券】、18年の共同通信杯で【56万馬券】、22年のプリンシパルステークスで3連複【30万馬券】3連単【140万馬券】を的中させた管理人、ゆうちゃりすの競馬ブログ