【菊花賞2023予想考察】最終追い切り・調教評価

菊花賞2023の最終追い切り評価を書いていきます。

今週の菊花賞は先週の秋華賞とは違い、上位拮抗、なかなかの混戦レース。

一応前哨戦を使われているソールオリエンスが1人気予想も、ダービー馬のタスティエーラもモレイラ鞍上という事もあって差のない2人気に支持されるか。

ただ、前哨戦を使いたくても使えなかったという点が嫌われそうなので、やはり実績や鞍上は評価されてもタスティエーラが2人気に落ち着く事になるのでは。

3人気予想は前哨戦の神戸新聞杯を勝利したサトノグランツも、鞍上強化で売れるであろうドゥレッツァもそう大きな差のない4人気ぐらいになりそう。

後は菊花賞でこそのハーツコンチェルトや皐月賞でも1人気に支持されたファントムシーフが5~6人気ぐらいに食い込んでくるレースになるか。

今週の勝負レースの予想はnoteで公開しています。

【菊花賞2023予想他】10月22日勝負レース

なお、先週の5万馬券的中の勢いそのままに特大ホームランを狙った昨日の埼玉新聞栄冠賞はこの秋1番の痛恨の一撃をくらう。

埼玉新聞栄冠賞予想結果

1着…ジョエル
2着◎ランリョウオー
3着△ユアヒストリー

何が痛恨かというと予想の組み立ての段階ではジョエルを上位評価していたという点。

これを予定通り▲☆辺りの印を打てていれば10万馬券が刺さっていた訳ですが、問題は何故無印にしてしまったかという事。

普通に馬は買える計算、というか勝ち負けかな、と思ったものの、鞍上の名前を見た瞬間に即消ししてしまった訳です…。

荒れる事は分かっていたので、全く人気のなかった10人気の△ユアヒストリーを拾えたところまでは良かったが、ここは攻めすぎた、そして内枠にヤマを張りすぎた、更に鞍上を甘く見すぎてしまった。

という事で今週は非常に反省の多いスタートとなりましたが、ここは一旦頭の中をカラにしてもう一度攻める姿勢を貫いてみたい。

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菊花賞最終追い切り

タスティエーラ

モレイラを背に美浦ウッドでの3頭併せ。

前半からいきっぷりが半端なく、勝負所では抜群の手応えで力強く抜け出し、その後も豪快なフットワークで駆け抜ける圧巻の動きを披露(6ハロン81秒4-ラスト11秒7)。

先週の段階でほぼ馬は出来ていたが、今週も一切緩める事なく意欲的な追い切りを消化してきたという事はそれだけ調子も良いという事になるので、軽く流して自己ベストを更新した先週の動きと総合するとまず好調とみる。

評価【A】

ソールオリエンス

横山武を背に美浦ウッドでの2頭併せ。

相手を後ろから追走する形で入り、徐々に加速すると直線勝負所では乗り役の仕掛けに素早く反応し、6ハロン82秒7-11秒5という時計をマーク。

内容的には併入という形ではあるものの、内面を考慮してなのか、最後まで強く追って来なかった点からするとこの併入は予定通りの内容と言えるので、今週は適度にスイッチが入っている点を評価しておきたい。

なお、先週感じられた動きの小ささに関してもある程度は改善されているので、一度使われた上積みにも期待が持てる動きと言えるか。

評価【B】

ファントムシーフ

坂路で4ハロン54秒4-11秒9というお手本のような追い切りを消化してきたが、先週感じた硬さが解れた事もあって今週は身体の使い方が随分と綺麗に見える。

勝負所での反応も素晴らしく、脚をしっかりと前に出して力強く駆け抜ける姿を見る限り前走を使われた上積みにも大きな期待が持てるので、ラスト一冠に向けて仕上がりに抜かりなし、という出来での出走になる。

評価【A】

サトノグランツ

坂路での単走というシンプルな追い切り。

4ハロン52秒7-12秒3と時計はまずまずも、先週に続いて今週もド派手な動き、追い切りとは言えず、安定したフォームと素軽い脚捌きだけが目に付くような内容となっている。

先週の段階で馬体を併せて負荷をかけられていたので、今週はこれぐらいで十分かもしれないが、G1の最終追い切りとしては少々物足りなさの残る追い切りでもあるので、ここでもう一段階ギアを上げる事が出来なかったのは痛い。

評価【C】

【菊花賞2023予想考察】1週前追い切り評価・過去勝ち馬、展望・データから浮上する馬は…?

ハーツコンチェルト

最終追い切りはCウッド単走。

先週の段階ではまだ調子が上がって来ないような動きではあったものの、今週は先週しっかりと負荷をかけられた事もあり、6ハロン83秒8-12秒2で余力十分に駆け抜ける。

広い可動域や雄大なフットワーク、頸と脚を出すタイミングが非常にリズミカルに見える点からすると前走時の出来とは比べ物にならないぐらい仕上げてきた印象を受けるので、この出来なら前走からの激変が見られても驚けないだろう。

評価【A】

トップナイフ

かなり長めに追われ、負荷をかけられた先週に続いて今週も最後まで気を抜かず、脚を使い切ってくる意欲的な追い切りを消化してきた。

毛艶や馬体の張りは抜群ではあるが、春との比較になると身体の使い方がかなり大きくなった事で馬体に柔軟性も感じられるようになっているので、この身体の使い方や柔軟性を見る限り、距離は案外延びた方が面白い馬かも。

評価【A】

ドゥレッツァ

先週のド派手な動きに比例して、今週も身体を大きく使ったド派手な動きを披露。

相変わらず大きなフットワークと力強い脚捌きに比例しない軽さを感じる走りが目に付く追い切りではあるが、勝負所での反応やエンジンがかかってからのスピードを見ると先週から更に調子を上げてきた印象を受けるので、

この出来であれば春の実績馬が相手であっても割って入れるだけの資格は十分にあるとみた。

評価【A】

ノッキングポイント

重厚感のある迫力のある動きは高く評価出来るので、調子に関しては前走を使われて更に上向いているのは間違いないものの、先週の追い切りでも触れた通り、

トモの大きさや皮膚の厚みを見るとどうやら距離が延びてこそ、というタイプではないので、3000mへの距離延長に関しては少々疑問が残ってしまう。

ただ、馬体以外の動きに関してはほぼ完璧と言えるので、調子の良さを活かして上位食い込みを狙いたい。

評価【C】

最後に追い切り注目馬をあげておきます。

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A評価の馬はどの馬も素晴らしい動きを見せたが、その中でもこの馬の動きがかなり良く見えたので、ここは人気以上の結果があっても驚けない。

今週の勝負レースの予想はnoteで公開しています。

【菊花賞2023予想他】10月22日勝負レース