【菊花賞2024予想考察】最終追い切り・調教評価

菊花賞2024の最終追い切り評価を書いていきます。

今週の勝負レースの予想はnoteで公開しています。

【菊花賞2024予想他】10月20日勝負レース

先週の秋華賞は1週前追い切りではチェルヴィニアの動きが目立って見えた、

最終追い切りではステレンボッシュボンドガールといった有力馬もかなりギアを上げてきた印象を受けると書いたが、終わってみるとこの3頭で決着。

今週の菊花賞は1週前追い切りではコスモキュランダの動きが目立って見えたが、最終追い切りでは…。

なお、ボンドガールは追い切りの動きがめちゃくちゃ、という訳の分からない情報も流れていたが、追い切りの評価はあくまでも他馬との比較ではなく、その馬の過去の動きとの比較、

そして時計での判断ではなく息遣い、手応え、内面、馬体での評価をしていくのが面白い(そもそも時計での判断は人気にも反映される)。

という事でどれだけラップが、時計が、という馬であっても買える馬は買えるという事は覚えておいた方がいいが、その馬の見方、判断は人それぞれですので、自分に合っている評価を見つけ出すのが本当の正解かも。

菊花賞2024最終追い切り評価・注目馬

今年は日本ダービー馬のダノンデサイル、ルメール騎乗のアーバンシック、弥生賞の勝ち馬コスモキュランダ、

神戸新聞杯の勝ち馬メイショウタバルといった春の実績馬が人気の中心になりそうなので、この中から動けている馬の評価を上げ、後は前哨戦の出し入れを…というレースになるか。

有力馬追い切り評価

アーバンシック

✓最終追い切り、1週前追い切り

10/16 美浦Dコース 81.8-66.7-52.0-37.4-23.6-11.3
10/10 美浦Dコース 81.8-66.2-51.3-36.7-23.8-11.9

仕掛けのタイミングが、という事も影響しているが、今週は追われてからの反応が少し鈍く、ソロっと脚を使ってしまいを伸ばすといういつものこの馬らし内容、追い切り。

馬体を見る限り身体が大きく減って見える事もない、仕上がりに抜かりなしという印象を受けるので、後は少しピリッとした面が出てきたのが距離にどこまで影響するか。

評価【B】

コスモキュランダ

✓最終追い切り、1週前追い切り

10/16 美浦Dコース 83.7-66.8-52.3-37.7-23.9-11.7
10/10 美浦Dコース 86.0-68.0-52.3-38.1-24.4-12.1

先週は終始楽な手応えで身体を大きく使い、勝負所でも相手の出方を待つ余裕が見られた、見た目以上に派手さを感じる追い切りを消化していたが、今週も前半から緩める事なく追ってきた。

相変わらず広い可動域を活かしたダイナミックなフォームが目に付く追い切りで、

勝負所での反応の良さ、力強い脚捌き、そしてその脚捌きに比例した脚の回転の速さを見るとこれは…という印象を受ける。

前走時、そして1週前の段階でもある程度仕上がっていたが、今週はそれ以上の、何としてもここを、という意欲的な追い切り、内容に見えるので、この出来なら前走以上の着順も期待出来そう。

評価【A】

ショウナンラプンタ

✓最終追い切り、1週前追い切り

10/16 栗東坂路 55.0-39.1-25.1-12.1
10/9 栗東坂路 54.6-39.3-25.3-12.0

先週は少し活気が、という内容ではあったが、今週はその活気が戻った事もあって動きに本来の力強さが出てきた、この馬らしい追い切りを消化。

ただ、全体的に馬体がギリギリというか、ちょっとお釣りを感じられない点は引っかかってしまうので、これを究極の仕上げと取るか、それとも…。

評価【C】

ダノンデサイル

✓最終追い切り、1週前追い切り

10/16 栗東坂路 54.2-40.1-26.4-13.1
10/10 栗東Cコース 78.1-63.8-49.9-35.8-22.5-11.4

先週緩く見えた馬体もきっちりと引き締まった事もあり、動きにこの馬本来の素軽さが戻ったが、今週は予定通りとはいえ、想像以上にペースを落としてきた。

それでも前半から頸を上手く使った躍動感のある動きが目に付いており、終始リラックスして走れていた事を考えるとこれはこれで悪い印象は受けないので、2週の動きを総合すると走れる態勢は整ったと思っていい。

評価【A】

ピースワンデュック

✓最終追い切り、1週前追い切り

10/16 美浦Dコース 85.6-68.1-53.2-38.0-24.0-11.5
10/10 美浦Dコース 80.9-65.4-50.7-36.2-23.2-11.4

併せ馬でビシッと追って負荷をかけてきた先週ほどではないが、今週もしまい重点の内容のある追い切りを消化。

頸差し、馬体に柔軟性が戻った事もあって動きが馬体以上に大きく感じられ、その動きに比例した息遣いと手応えを見ると夏に使われているという点は大きな強みと言えるか。

欲をいえばもう少し前の硬さが…という内容、動きではあるが、現状やれるだけの事はやったという内容に見える。

評価【B】

ミスタージーティー

✓最終追い切り、1週前追い切り

10/16 栗東坂路 53.4-38.7-25.1-12.5
10/9 栗東Cコース 78.9-64.4-50.1-35.9-23.0-11.8

先週コース、併せ馬で負荷をかけていたので、今週は坂路で流す程度の内容に。

太く見えた馬体が絞れた事もあってエンジンがかかるスピードに大きな違いは見られるが、トモを活かした力強い走り、動きは相変わらず。

更に内面を適度に表に出しながらも最後まで息使い、手応えに余裕を感じられるので、この出来なら一撃が見られる可能性も。

評価【A】

メイショウタバル

✓最終追い切り、1週前追い切り

10/16 栗東Cコース 80.9-64.3-50.3-36.2-22.6-11.3
10/10 栗東Cコース 83.3-66.6-51.7-36.5-22.4-11.2

全体的な時計に大きな変化は見られないが、今週はやや持って行かれてしまった、気持ちを出してしまった追い切りで、時計が速くなってしまったのはその影響が大きい。

ただ、これでも内面はギリギリセーブして走れている、この馬としてはいい動き、追い切りに見え、

前半にちょっとピリッとした面を出してきた辺りからすると馬もかなりやる気になっている、走る気満々という印象を受けるので、競馬でも勝負所で落ち着き、最後まで脚を溜める事が出来れば距離は問題なさそう。

どちらにしても2週の内容を見るとここは完全に仕上がったと思っていい。

評価【A】

最後に追い切り注目馬をあげておきます。

馬名はこちら→ 最強ブログランキングへ

動き通りであればこの馬が最も頂点に近い存在か。

京都大賞典ではシュヴァリエローズ、秋華賞ではボンドガールと2週続けて地味な人気馬を追い切り注目馬として指名しているので、今週も続きます。

今週の勝負レースの予想はnoteで公開しています。

【菊花賞2024予想他】10月20日勝負レース

✓この記事を書いた人

ブログ予想開始初週の中山記念で3連単【31万馬券】を的中させ、その後NHKマイルで【29万馬券】、18年の共同通信杯で【56万馬券】、22年のプリンシパルステークスで3連複【30万馬券】3連単【140万馬券】を的中させた管理人、ゆうちゃりすの競馬ブログ

→詳しいプロフィールはこちら