キャロットクラブ2024年、追加募集、再募集が開始されましたので、写真、動画、測尺を見ての評価を書いていきます。
やはりというか、写真や動画を見た感じではシーリアの22やリンフォルツァンドの22は確実に人気になりますね。
特にシーリアの22に関しては今回の追加募集の中で唯一の牡馬、母父キングカメハメハ、祖母にシーザリオという良血馬になりますし、ここに最近勢いを感じるリアルスティール産駒、そして森厩舎となれば票を集めるのも仕方なしか。
ただ、当たり前のように人気ではなく、出来が一番重要になりますので、ここから軽くにはなりますが、ダラダラと追加募集、再募集の評価を書いていきたいと思います。
24年の募集馬予想の記事、そして【23年の募集馬に関する記事、ツアー情報などは全てこちらに更新済みです】
【会員募集スケジュール】
・4月4日（木）（正午）追加／再募集の受付開始。
・4月10日（水）（正午）追加／再募集の受付締切。
・4月12日（金） （夕刻）抽選結果の発表。
なお、カタログや動画を確認して良さそうな馬がいる場合は別記事でおすすめ馬の記事を作成する事も考えていましたが、こちらの記事は時間の関係もあって今回は見送ります。
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キャロットクラブ2024追加募集、再募集馬短評価
ココシュニックの22
アドマイヤマーズ(クロフネ)
3月2日 NF空港 稲垣幸雄厩舎
2,400万円 60,000円
馬格がないのは想定内ではありますが、19.5という管囲は気になりますね。
デン、飛端のバランスも崩れており、肩甲骨や頸差しがしっかりとしている割には馬体もこじんまりとして見えるので、少なくとも見栄えするという馬ではない。
調教動画を見てもこれといってインパクトを感じるような動きではないので、どちらかといえば不安材料の方が多いような気も。
シーリアの22
リアルスティール(キングカメハメハ)
2月6日 NF空港 森一誠厩舎
5,000万円 125,000円
脚もとに関しては想像していた以上にまともで、馬体を見るとさすがの良血馬という印象を受ける。
ただ、歩くと前がちょっと硬い気もするので、繋ぎの長さとクッション性を総合すると決してリスクがないという訳ではない。
それでもこの馬体、測尺ですし、調教動画の動きもまだ重苦しいとはいえ、身体全体を使って走る事が出来ているので、まぁ黙っていても売れるでしょう。
後は完成度が高いという点だけは頭に入れておいた方がいいので、出資の際はその点だけはご注意を。
ユールフェストの22
リアルスティール(More Than Ready)
2月10日 NF早来 辻哲英厩舎
2,000万円 50,000円
体高、胸囲、馬体を考えると管囲だけは割り引きが必要ですが、写真では想像以上の好馬体。
ただ、脚が外に流れる点に加え、調教動画でも身体を全く使う事が出来ていない、競馬が非常に下手なタイプに見えるので、脚捌きの軽さと踏み込みの深さを総合するとちょっと軽い芝ではスピード負けしそうな印象も（ただ、馬体を見ると完全に距離は延びない方がいい）。
単純なダート馬には見えないので評価が難しいところではありますが、同じリアルスティール産駒ならシーリアですかね。
プラチナブロンドの22
ヘニーヒューズ(ジャングルポケット)
1月23日 NF空港 中村直也厩舎
2,400万円 60,000円
小さいですし18.6という管囲はさすがに怖い。
繋ぎもかなり短いですし、膝や球節の大きさ、菅の長さ、繋ぎのクッション性、歩様の柔らかさ、そして脚捌きのスムーズさを考えると母、祖母から遺伝して欲しくなかった点が強く遺伝してしまった印象を受けるので、靭帯へかかる負担は覚悟しておく必要がある。
逆にいえば良くも悪くもモンローブロンドの血を引く馬と言えるので、おそらくダートだけではなく、芝も普通に走ってくるのでは。
リンフォルツァンドの22
モーリス(ディープインパクト)
3月29日 NF空港 坂口智康厩舎
2,800万円 70,000円
体高は残念、そして少しこじんまりとした馬体となったが、それでもこじんまりとした身体をしっかりと使ったバネの利いた弾むようなフォームはさすが良血馬という感じで、
牝馬らしい適度な柔軟性がある点や、トモや肩の筋肉を支えるには胸に十分な容量がある点など、どこを取っても母リッスンの血が強く出た、良く言えばタッチングスピーチのような好馬体。
父っぽさを感じられない点がどうかも、おそらく母似に出た事はプラスに転ぶので、この馬体ならまず人気になるでしょう。
ただ、一生懸命前に出ようとする姿勢を感じられる調教動画の動きも悪くはないですが、ちょっと気が荒そうな馬に見える点、そしてやや背タレ気味に見える点はどうしても気になる。
マイティースルーの22
リアルインパクト(クロフネ)
4月30日 NF空港 西園翔太厩舎
3,000万円 75,000円
肘付きや肘離れが甘く、膝、球節の大きさが物足りない点や肩から球節へのバランスが崩れて見える点はそれ相応の割り引きが必要。
更に背中がややブレる点、腹とのバランスが気持ち崩れている点からすると、身体全体に脚もとからくる疲労が蓄積する事が予想されるので、ちょっとリスクが大きいかな、という気も。
それ以上に調教動画の動きがあまりにも情けなく、ただ脚だけで走っているというよりも身体を全く使えていない、どうにもこうにもちぐはぐな動きに見えるので、めちゃくちゃ馬が幼いという事は頭に入れておきたい。
✔評価まとめ
ブログでの公開になるので一応オブラートに包みつつの評価にはなりますが、ほぼほぼ言いたい事は書いてしまったので、あえてここでは何も触れません。
人気に関してはシーリアの22がおそらく頭一つ抜けた人気、次いでリンフォルツァンドの22という感じで、出来、馬体、血統を総合すると牡馬の方はそれなりに厳しい抽選になりそう。
ただ、シーリアの22は想像以上にまともだったとはいえ、前脚がどうもすっきりとしない、リンフォルツァンドの22は気性と背タレのリスクを抱えている事だけはしっかりと頭に入れておきたい。
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✔この記事を書いた人
ブログ予想開始初週の中山記念で3連単【31万馬券】を的中させ、その後NHKマイルで【29万馬券】、18年の共同通信杯で【56万馬券】、22年のプリンシパルステークスで3連複【30万馬券】3連単【140万馬券】を的中させた管理人、ゆうちゃりすの競馬ブログ
