京都大賞典2023の最終追い切り評価や過去などについて書いていきます。
2023年10月9日(月曜)に京都競馬場で行われる2,400メートル(芝・右 外)のG2レース。
天皇賞春2着のディープボンド、目黒記念が初重賞制覇となったヒートオンビート、函館記念3着のブローザホーン、鳴尾記念の勝ち馬ボッケリーニ、去年の京都大賞典の勝ち馬ヴェラアズールなどが出走。
今週の勝負レースの予想はnoteで公開しています。
変則開催となる今週は重賞だけではなく、なかなか面白そうなレースが豊富な週末になりそうなので、十八番の東京攻めがハマってくれそう。
そして今週は3レース購入した地方が2本刺さり、完全にこちらのターン持ち込む事に成功。
特に昨日の門別、ネクストスター門別では単勝28倍7人気の◎モノノフブラックが良い仕事をし、3連単13,400円が上手く刺さってくれましたので、この流れをそのまま週末の予想にも繋げたい。
(今回もこのプラス分を一番色があるレースにそっくりそのまま全ツッパする予定なのでオチに期待して頂ければ)
京都大賞典最終追い切り・過去他
✔有力馬追い切り評価
ブローザホーン
重心と脚もとのブレは相変わらずも、フォームの乱れは一切感じられない安定した走りが目に付く一頭。
頸と脚を出すリズムも抜群で、身体を大きく使って力強く走れている点は高く評価しておきたいが、それ以上に夏に数を使われている事でトモや馬体の張りを上手くキープ出来ている印象を受けるので、この出来なら前走からの上積みにも相当な期待が持てそう。
まだまだ息遣いに余裕を感じる点からするとお釣りなしの仕上げではないが、このひと追いで前走時の素軽さが戻れば力は出し切れるとみる。
評価【A】
プラダリア
頭が高く頸の可動域の狭さが逆の意味で目立っているが、それ以上に脚が大きく外へ流れてしまう事もあって勝負所でもスピードに乗る事が出来ていない点は減点材料。
ただ、後半スイッチが入ると徐々に加速しながらフォームを立て直し、その後は綺麗に真っ直ぐ走り切っていたので、先週の追い切りと総合するとこの馬なりに走れる態勢は整ったと思っていいか。
評価【B】
ヒートオンビート
追われてからの反応はイマイチのように思えるが、スイッチが入ってからの伸びは素晴らしく、先週太く感じた馬体が絞れた事もあって脚捌きにも随分と素軽さが戻った印象を受ける。
最後の手応えや息遣いを見るとまだまだ上の仕上がりがあるので、あくまでも次を意識してのつくりではあるものの、それでもこれまでの休み明けの動きとの比較になるとかなり動けている部類に入るので、この出来ならまず恥ずかしい競馬にはならないか。
評価【A】
ヴェラアズール
頭が高いというよりも頸差しのラインに硬さが残っているような動きで、それに比例していつも以上に可動域も狭く、脚も思った程前に出てこない。
これを休み明けの影響と思えばそれまでかもしれないが、良い頃の動きとの比較になると前向きさに大きな違いを感じる事も事実なので、この変化を衰えと判断するか、それとも状態が戻らないと判断するか…。
評価【C】
ディープボンド
迫力満点の力強い動きと豪快なフットワークを見るといきなりからかなり仕上げてきたような追い切りではあるが、これでも手応えに余裕を感じる点からするとお釣りは残しての仕上げになるのだろう。
ただ、毛艶の良さや馬体の張り、そしてパンパンに張ったトモと大きな飛節を使った力強い走りを見る限り現状やれるだけの事はやったような追い切りになるので、次を強く意識してというよりもまずはここを本気で取りに来たと思っていいか。
評価【A】
ボッケリーニ
これといって特別目立つような追い切りではないものの、無駄のないフォーム、綺麗な脚捌きを見るととても年齢を感じさせない、若々しい動きに見えるので、この馬の追い切りとしてはほぼ完璧と思っていいか。
更に歳を重ねて気持ちをセーブ出来るようになった事で勝負所での反応も随分と違ってきたような気もするので、これを本格化のサインと思えば久々のここもいきなりからやれる。
評価【A】
✔過去5年成績
※21,22年は阪神で開催
開幕週という事を考えると逃げ、先行馬を狙いたくなるレースではあるが、成績を見ると逃げ、先行馬は苦戦しており、例年差し、追い込み馬が上位を占める事が多いレース。
なお、上り最速、もしくは2位の脚を使った馬の期待値が非常に高いレースになるので、基本的には好位から速い上りを使える馬が中心のレースと思いたい。
人気面では1~3人気以内の馬の期待値が高く、該当馬が19年以外全ての年で馬券に絡んでいる。
更に過去5年全ての年で6歳以上の馬が馬券に絡んでいる、高齢馬が侮れないレースになるので、若い馬よりも歳を重ねている経験豊富なタイプを狙いたいレースになるか。
こちらは京都コースでレースが行われた過去8年のデータ、成績。
開幕週であっても外枠が来れないレースではないものの、基本的には内が有利なレースで、特に1~2枠の成績が頭ひとつリードしている。
✔予想オッズ
1 ディープボンド 3.8
2 ヒートオンビート 5.1
3 ブローザホーン 8.7
4 ボッケリーニ 9.3
5 ヴェラアズール 11.2
注目ポイント・注目馬
サンデー×ミスプロ系!
父、母父がサンデー×ミスプロ系の馬が過去10年全ての年で馬券に絡んでいる、注目血統になるので、絞り込み、印などに困った際には該当馬の評価を上げるのもありかもしれない。
最後に追い切り注目馬をあげておきます。
馬名はこちら→ 最強ブログランキングへ
まるでG1のような超ハイレベルな追い切りとなったが、その中でもこの馬の追い切りが抜けて良く見えた。
今週の勝負レースの予想はnoteで公開しています。