毎日王冠2023の1週前追い切り評価や過去などについて書いていきます。
2023年10月8日(日曜)に東京競馬場で行われる1,800メートル(芝・左)のG2レース。
ヴィクトリアマイル、安田記念を連勝中、東京コース巧者のソングライン、21年の毎日王冠の勝ち馬シュネルマイスター、前走のエプソムカップを快勝したジャスティンカフェ、
3連勝でニュージーランドトロフィーを制したエエヤン、東京新聞杯を逃げ切っているウインカーネリアンなどが出走。
今週の勝負レースの予想はnoteで公開しています。
例年通り今年もなかなかの好メンバーが揃いそうです。
これを書いている時点で夜にパリロンシャンで行われる凱旋門賞の結果はわかりませんが、今年は去年の◎トルカータータッソよりも自信ありの本命、◎ウエストオーバーで一撃が出ているか、それとも…。
先週の中央は土曜のシリウスステークスが最低限ではあるものの、印上位での本線的中、
日曜は軸馬が好走するも2列目抜けでのスタート、そして秋初っ端のG1、スプリンターズステークスの◎メイケイエールがコーナーでもらったと思いながら伸び切れずの5着止まりともう少し何とかなったであろう結果ではあったものの、
もう一本の勝負レースが良い感じにハマってくれた事で万馬券的中と、徐々にではあるものの、やっと波に乗ってきた。
という事で変則開催となる今週末も土曜から1日最低でも一本は良い感じの当たりを出せるような予想をしたい。
毎日王冠追い切り・過去他
【有力馬追い切り】
ウインカーネリアン
勝負所での動きは確認出来ないが、胸の筋肉量が増している事もあっていつも以上に硬さを感じる脚捌き。
ただ、逆に力強さを増している走り、そして良い意味での威圧感を感じる追い切りとなっているので、ある程度硬さが解れ、もう少し馬体が引き締まってくるなら案外面白い存在になるかも。
ジャスティンカフェ
一週前という事もあって軽く流す程度の緩い追い切りとなった。
脚が外に流れ、頸の使い方もかなり下手に見えるが、助手の動かし方にも正直どうかと思うので、今回の追い切りに関してはあくまでも最終追い切りに向けての調整という事になるか。
ただ、馬体が明らかに緩く、張りもイマイチに見えるので、このひと追いでどこまで絞れてくるかがポイントになりそう。
シュネルマイスター
相手を後ろから追いかける形となったが、勝負所でその相手に馬体を併せると一気にスイッチが入り、自然と前に出ようとする姿勢を感じられた点はプラス材料。
すっきりとした馬体、安定したフォーム、綺麗な脚捌きを見る限り一週前の段階でもある程度は仕上がっている印象を受けるので、後はもう少し気持ちが表に出てくるようなら完璧か。
ソングライン
久々の割には全体的に線が細く、馬体には全く余裕を感じられないものの、動きは力強く、広い可動域を見ると仕上がりに関しては抜かりなしという感じになるか。
3頭併せの真ん中で負荷をかけてきた点にも好感が持てるが、その相手2頭を軽く煽り、並ぶ間もなく交わし去った点からすると馬も随分とやる気になっているので、最終追い切りでは軽く流す程度で仕上がるか。
エルトンバローズ
久々にしては馬体はギリギリのように見えるが、広い可動域や活気のある動きを見ると春から身体も内面も大きく成長している馬。
最後の最後まで強烈に負荷をかけられている事もあり、それに比例した動き、伸びを見せているので、この出来ならいきなりから動ける態勢を整えてきたと思ってよさそう。
【過去5年成績】
ここをステップに有力馬が始動する事が多いので、勝ち馬だけではなく、上位に入線した馬のその後の活躍を考えると相当レベルの高い重賞と言えるが、勝ち馬に限ると全てがG1馬という勢いよりも格が重要になるレース。
年齢は圧倒的に若い馬が有利という訳ではないものの、馬券に絡んだ15頭中、14頭が3~5歳馬。
開幕週という事もあって当然先行馬の活躍は目に付くが、逃げた馬で馬券に絡んだのはG1馬のアエロリット1頭のみで、基本的には速い上りを使った差し馬が勝ち切ってくる事が多い。
なお、西高東低という言葉はあるものの、今回のレース限ると過去5年の勝ち馬は全て関東馬、馬券に絡んだ15頭中、9頭がこれに該当と、関西馬よりも関東馬の期待値が高いレースとなっている点は覚えておきたい。
こちらは過去10年の枠順成績。
どの枠からも勝ち馬、好走馬が出ているものの、6~8枠の馬の期待値が高く、開幕週でも外枠から勝ち馬が出る事が多いレース。
【予想オッズ】
1 ソングライン 3.5
2 シュネルマイスター 4.4
3 ジャスティンカフェ 5.4
4 エエヤン 7.0
5 ウインカーネリアン 9.7
最後に今年の注目馬をあげておきます。
馬名はこちら→ 最強ブログランキングへ
内枠を引き当てる事が出来れば評価が急上昇する一頭。
ソングラインが初の1800m戦、シュネルマイスターが58キロでの競馬、開幕週の馬場がカギを握るジャスティンカフェ、
古馬が相手の重賞が今回が初となるエエヤン、エルトンバローズと上位人気馬が絶対というレース、年ではないので、今年は時折見られる波乱決着に期待が持てそう。
今週の勝負レースの予想はnoteで公開しています。