【ニュージーランドトロフィー2022予想考察】最終追い切り・調教評価

おはようございます。

本日は土曜の中山メイン、ニュージーランドトロフィーに出走を予定しているマテンロウオリオン、リューベック、ジャングロ、ティーガーデン、アバンチュリエの最終追い切りに関する記事を。

2022年4月9日(土曜) 3回中山5日
第40回ニュージーランドトロフィーGⅡ
3歳オープン(国際)牡・牝(指定)馬齢
コース:1,600メートル(芝・右 外)

中山メイン、ニュージーランドトロフィーの予想など、土曜の勝負レースの予想はnoteで公開しています。

【NZT2022予想他】4月9日勝負レース

まずはいつものように有力馬のポジティブポイント、ネガティブポイントから触れていきます。

有力馬のポジティブポイント、ネガティブポイント

マテンロウオリオン

・今回はG2でも実績を考えると相手に恵まれた。
・血統的にも中山コースは歓迎。
・崩れた事のない得意のマイル戦。
・休み明け。
・追う立場から一転し、今回は追われる立場に。
・中山コースは合いそうとはいえ、初の関東での競馬は未知。

リューベック

・相手ダウンでの一戦。
・ここまで常にレベルの高いレースを使われてきた。
・勢いのある馬主。
・血統的には短い距離でこそ。
・も、初のマイル戦がどちらに転ぶかはわからない。
・ここまでの競馬を見る限りゴリゴリのスピード勝負になると分が悪そうな気も。

ジャングロ

・オープン、リステッド競争連勝中と勢いあり。
・スピード勝負に持ち込めば今回の相手でも上位。
・ただ、マイルは少し長い?
・初の中山コースへの対応。
・揉まれた時にどうかという不安あり。

ティーガーデン

・前走でレべルの高いレースを経験。
・負荷がかかる競馬も経験済み。
・崩れた事のないマイルへの距離延長。
・1戦1勝とはいえ、中山コースも崩れていない。
・ただ、前走の結果を見ると重賞は敷居が高い?
・出足が付かない事も多い。

アバンチュリエ

前走で今回と同じコースを快勝。
・ここまでそれなりに骨っぽい馬を相手に善戦。
・鞍上。
・相手は揃わなかったとはいえ、能力的にいきなり重賞でどうか。

続いて本題の追い切りへ。

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NZT最終追い切り

マテンロウオリオン

※本馬のみ画像が取れなかったので、一週前のものを使用。

前走後から大きく馬体が成長した感じはしないものの、脚の回転の速さと素軽さは素晴らしく、前半から長く脚を使っても最後まで息があがらなかったのは心肺機能の高さあってのものといえ、胸前がすっきりとしている割には地面を蹴る力は強く、脚をしっかりと前へ出してかき込むように走る姿を見るととてもこの時期の3歳馬とは思えない。

ダートでも走れるぐらいトモにも厚みがあり、身体全体を大きく使いながら走れている点からしても仕上がりは申し分ないと言えるが、少し馬体が緩く見えるので、この辺りがいかにも前哨戦という感じになる。

リューベック

まだまだ身体の使い方が小さく馬体を持て余しているようなフォームではあるが、パーツはしっかりと整った父らしい馬体の持ち主なので、完成すればそれなりのレベルまで上がってきそうな一頭。

ただ、現時点では馬も幼く全体的にもさっとした動きとなっているので、マイルでスピードを求められる展開になった時にどうかという不安はあるにはあるだけに、出来れば少しでも力のいる馬場で競馬が行われる事が理想か。

アバンチュリエ

走りに軽さがあるタイプで、弾むように走る姿は牝馬のようにも見えるが、馬体にも繊細さがあり、品のある整った身体を見ると血統的なものか。

ただ、力強さには大きく欠けるような走りで、前半からスピード任せに駆け抜けていっただけに、現状距離はマイル以下が合いそうなきも…。更にトモの筋肉量がこの時期の3歳馬にしてはまだまだ足りない印象を受けるので、完成するまでにはもう少し時間がかかりそう。

ジャングロ

追われてフラつく点やフォームが荒い点などを見るとまだまだ馬が幼い印象を受けるが、胸も広く脚を出すタイミングも全く合わないので、今回は出来以上に完成途上での競馬だという事を頭に入れておいた方がよさそう。

それでも全体的な内容としては決して悪いものではないので、ちょっと評価が難しい追い切りとなってしまったが、一応最後まで息を切らさずに走り切れた事は評価しておきたいので、良い意味での平凡という評価としておく。

ティーガーデン

馬なりで負荷をかけられていない事もあるが、全体的な動きにかなり重さが残っており、可動域が狭い点やフォームが乱れる点は減点材料。

更に動きが重い割には全体的に馬体が寂しく感じてしまうので、今回の人気を考えるとちょっと疑いの目で見たいというのが正直なところか。

おそらくこの馬体、動きならある程度負荷をかけていても大きく弾けるような事はないと思うので、ここは次を考えての前哨戦としての仕上がりと思っておくのが正解とみる。

最後に追い切り注目馬をあげておきます。

馬名はこちら→ 最強ブログランキングへ

ここは動いた。

なお、中山メイン、ニュージーランドトロフィーの予想など、土曜の勝負レースの予想はnoteで公開しています。

【NZT2022予想他】4月9日勝負レース

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過去10年の平均配当は馬連3790円・3連複 1万7530円・3連単11万4370円。馬連3桁配当は4度あり順当な決着も多いが馬連万馬券が1度あり荒れるケースもある。3連単最高配当は67万9300円。二桁人気の伏兵馬は13年プリンセスジャック(14人気3着)1頭のみが馬券圏に好走も、大波乱になるケースは少ない。

上位人気別の成績1人気【1.3.1.5】2人気【5.3.0.2】3人気【1.1.3.5】。1人気で勝利したのは14年ハープスターのみで2着も3頭と苦戦。また、単勝1倍台の圧倒的人気に推された5頭も連対したのは14年ハープスター(1着)と18年ラッキーライラック(2着)の2頭で1人気の信頼度は低い。信頼度が高いのは2人気(5勝)で直近4年では4連勝中。昨年もソダシ(2人気)が優勝。

ステップレース別の成績ではチューリップ賞組が5勝(2着7回)と圧倒的に強い。距離・コースが同じだけに前哨戦として本番に直結している。ちなみにチューリップ賞連対馬の桜花賞成績は【2.3.2.11】となっており、チューリップ賞組連対馬以外からの巻き返しも多い。

今年は前哨戦のチューリップ賞を制し、ここまで4戦3勝のナミュール、クイーンCの優勝馬で2戦無敗のプレサージュリフト、阪神JFの勝ち馬で2歳女王のサークルオブライフ、フェアリーSの勝ち馬ライラック、重賞連続2着のスターズオンアース、阪神JF2着馬ラブリイユアアイズ、ここまで3戦2勝のアルーリングウェイなどがスタンバイ!

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