札幌記念2023の一週前追い切りや過去などについて書いていきます。
2023年8月20日(日曜)に札幌競馬場で行われる2,000メートル(芝・右)のG2レース。
今週の勝負レースの予想はnoteで公開しています。
大阪杯の勝ち馬ジャックドール、前走の香港・クイーンエリザベス2世Cで2着に入線したプログノーシス、21年の日本ダービーの勝ち馬シャフリヤール、
中山記念の勝ち馬ヒシイグアス、ハイレベルなG1で上位に食い込んでいるダノンベルーガなど、今年も超が付く豪華メンバーが集結。
地方競馬ラッシュが控えている事もあって週末記事の更新も早めの更新となりました。
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今月の大勝負レース、札幌記念!
ウインマリリン、ペルシアンナイト、サングレーザーなど、
現在4年連続で人気薄の激走を指名中!
レパードS、エルムS、中京記念、函館記念的中と、
夏競馬も絶好調!
札幌記念過去・追い切り他
【有力馬追い切り】
ジャックドール
函館ウッドコースで調教パートナーであるテーオーヴァイナーを6馬身追走する内容。
直線、内から並びかけると相手を並ぶ間もなく抜き去り、その後ほぼ馬なりのまま楽に突き放し、6馬身先着という圧巻の動きを披露。
馬体の張り、力強い脚捌きとどこを取ってもとても休み明けとは思えず、やればやっただけ動く事が出来るという内容からすると現時点でほぼ仕上がったと思っていいのでは。
シャフリヤール
函館芝で乗り役の横山武を背に2頭の調教パートナーを追走という内容。
最終的に直線で間を割って豪快に相手に先着する形となったが、これでもまだまだフォームは硬く、身体を大きく使えていないというのが現状でもあるので、このひと追いで馬体に柔軟性が戻れば完璧か。
毛艶、トモの張りをみてももう一段階上の仕上がりがあるのは間違いないが、ゴール板を過ぎてからも後続を突き放し続けて伸びていった内容をみると相当負荷もかかっているので、後は最終追い切りでどのようなメニューを組んでくるか。
ウインマリリン
松岡正海を背に函館芝コースで2頭併せ。
相手をを4馬身先行させ、直線は後方から外を回し、結果半馬身遅れてゴールという内容だったが、その相手を大きく追走してのもであれば決して悪い内容ではなく、更にこれが休み明けでの動きと思えばこの馬なりに動けてはいた。
ただ、息遣いは良い割にはもうひと伸び出来なかったのはどうしても気になってしまうので、最終追い切りまでにもう一段階ギアを上げる必要はある。
ウインマイティー
頸と脚を出すリズムが合わず、イマイチスピードにも乗れない、ちょっと物足りなさを感じる追い切り。
勝負所での動きや反応は決して悪いとは思わなかったが、それでも今回が叩き2走目という事を考えると過度な上積みには期待は持てないので、最終追い切りには色々と課題を残しての内容と言えるか。
トップナイフ
やや線が細く感じる事もあって動きに特別迫力を感じる訳ではないが、安定したフォーム、綺麗な脚捌き、そしてその脚捌きに比例した脚の回転の速さを見ると前哨戦からきっちりと仕上げてきた印象を受ける。
前半は少し動きが重苦しく感じるが、追われてからの反応の良さや勝負所での伸び、スピードを見ると7~8割程の出来にはあるので、あくまでも目標を先に置きながらの仕上がりであれば申し分ない出来と言えるか。
マテンロウレオ
胸前の筋肉量が非常に豊富な事もあり、脚は思った程前に出て来ないが、その分力強さを感じる迫力満点の動きが目に付いており、早い段階から脚を使っても最後まで全く脚色が衰えなかった点は高く評価しておきたい。
トモ、馬体の張り、そしてひばらのラインを見るとやや余裕残しの仕上がりに見えるが、こちらも前哨戦での出来と思えばこのぐらいの仕上がりで十分と言えるので、一応走れる態勢は整えてきたと思っていいのでは。
【過去5年成績】
18年
サングレーザー 牡4 2人気
マカヒキ 牡5 1人気
モズカッチャン 牝4 4人気
19年
ブラストワンピース 牡4 3人気
サングレーザー 牡5 4人気
フィエールマン 牡4 1人気
20年
ノームコア 牝5 2人気
ペルシアンナイト 牡6 6人気
ラッキーライラック 牝5 1人気
21年
ソダシ 牝3 2人気
ラヴズオンリーユー 牝5 1人気
ペルシアンナイト 牡7 8人気
22年
ジャックドール 牡4 3人気
パンサラッサ 牡5 2人気
ウインマリリン 牝5 5人気
22年は久々に馬券に絡む事が出来なかったが、さすがにレベルの高いスーパーG2とだけあって1人気は過去5年中、4年で馬券圏内と信頼度は高い。
ただ、それでも上位人気馬が独占するような結果にはならない事が多いので、どちらかといえば紐荒れを狙うのが面白そうなレースと言えるか。
【過去5年前走】
18年
安田記念 5
JC 4
DSC 6
19年
目黒記念 8
安田記念 5
天皇賞 1
20年
安田記念 4
宝塚記念 15
宝塚記念 6
21年
優駿牝馬 8
QE2世 1
鳴尾記念 4
22年
大阪杯 5
宝塚記念 8
宝塚記念 7
宝塚記念、安田記念など、前走でG1を使われていた馬の期待値が高く、今回のレースに関しては勢いよりも格が重要になるレースと言えるか。
【予想オッズ】
1 ジャックドール 3.3
2 プログノーシス 5.0
3 シャフリヤール 7.5
4 ダノンベルーガ 10.5
5 ヒシイグアス 12.6
✔出走馬見解
ジャックドール
安田記念はマイルが合わず馬券に絡めなかったが、それでも掲示板を確保するなど、力は示してきたレースになるので、去年強い勝ち方をした相性の良いレースなら当然巻き返し濃厚なレースになるか。
なお、本馬は現在G2レースは負けなしという心強いデータもある。
シャフリヤール
近走は冴えない競馬が続くが、21年の日本ダービーの勝ち馬で、BCターフ(芝2400メートル、サンタアニタパーク)を次走出走の候補レースとして検討している馬となれば当然ここでは格上の存在、そして何としても次のレースに最高のバトンを繋いでもらいたい一頭。
血統背景からしても札幌の芝は合う可能性が高いので、色々な意味での鞍上強化となる今回はジャックドール撃破にも期待が持てる。
ソーヴァリアント
近走は不甲斐ない競馬が続いているが、チャレンジカップの内容を見ると能力はG1でも、と思わせる馬になるので、洋芝が良い刺激になればスーパーG2での大物食いがあっても驚けない。
出来れば内を引いてセコイ競馬に持ち込みたい。
ダノンベルーガ
ここまでG1のタイトルは手にしていないものの、ハイレベルな天皇賞秋、ドバイで馬券に絡んだ実績は当然高い評価が必要になるので、久々の競馬でも実績のある距離での競馬であれば上位食い込みに期待が持てる。
プログノーシス
こちらもG1は未勝利の身ではあるが、金鯱賞や前走の香港の結果を見ると豪華メンバーが揃うここでも能力の高さは引けを取らないので、後は極端な脚質なだけに道中の位置取りと脚の使いどころがカギを握る事になるだろう。
どちらにしても極端な競馬になる事が予想されるので、揉まれない外枠を引き当てる事が理想かも。
ヒシイグアス
この馬に限った事ではないが、香港の好走実績がある点からすると今回は待望の洋芝替わり。
単純な能力での比較になると今回のメンバーの中に入ると劣っている馬ではあるものの、立ち回り勝負に持ち込めばなかなかうるさいであろう存在になるので、他馬の仕掛け所次第ではワンチャンありそうなレースになるか。
よって当然内枠が欲しい。
ラーグルフ
大阪杯は力及ばずの結果も、中山記念の内容を見るとここにきてかなり力を付けている印象を受けるので、相手ダウンのレースなら案外バカに出来ない一頭と言える。
マテンロウレオ
近走はワンパンチ足りない競馬が連発しているが、ハイレベルなG1を使われながらの結果であれば負けて強しの内容と言えるので、スーパーG2でもこのぐらいの相手なら能力が足りないという事もないだろう。
馬場が渋れば好走率が上がりそうなタイプなので、ひと雨あれば一発の期待が高まる。
注目データ・穴馬
好走率高い牝馬!
過去5年で馬券に絡んだ15頭中、6頭が牝馬で、出走頭数などを考えると数字上では牡馬を圧倒する成績を残している。
特にG1を勝利している牝馬の好走が目立つので、力のある牝馬が出走してきた場合は人気は関係なしに注意しておく必要があるだろう。
上り1位を使った馬!
22年は久々に該当馬が馬券に絡む事が出来なかったが、それ以前は過去10年に広げても全ての年で馬券に絡んでいるので、速い上りを使える力のある馬には逆らわない方がいい。
最後に今年の注目馬をあげておきます。
馬名はこちら→ 最強ブログランキングへ
超が付く豪華メンバーが揃いましたので馬券も非常に楽しみな一戦になりますが、現時点ではこの馬の一本釣りが面白そう。
今週の勝負レースの予想はnoteで公開しています。
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<第59回 札幌記念(G3)>
ジャックドールの連覇を阻む
隠れ穴馬の正体は!?
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夏競馬期間中において唯一のGⅡ競走(JRA)となる[札幌記念]。GⅠ戦線に向けての始動戦としてトップホースが多く出走する札幌の名物重賞。
過去10年の平均配当は馬連6550円・3連複1万0300円・3連単6万1330円。馬連3桁配当は3度、馬連万馬券が2度、馬連最高配当は3万7670円、3連単10万馬券以上が2度、3連単最高配当は23万3540円。
過去10年の上位人気別の成績は1人気[0.4.3.3]・2人気[5.1.0.4]・3人気[2.0.0.8]。1人気馬は4連対も優勝馬はなし。GⅠ馬モーリス、ゴールドシップ、ブエナビスタなども2着に敗れているように強力GⅠ馬でも取りこぼしがあるレース。また2人気馬が5勝、勝ち馬はソダシ、ノームコア、ハープスターなどのGⅠ馬いるように1人気にならなかった2人気のGⅠ馬の活躍が目立つ。二桁人気馬では17年ナリタハリケーン(12人気②着)、13年アンコイルド(14人気③着)の2頭が馬券圏に好走しているが、伏兵馬の好走は少ない。
過去10年主なステップレース別では
函館記念[2.2.2] 安田記念[2.2.1] オークス[2.0.0] 目黒記念[1.1.0] 鳴尾記念[1.0.1] 大阪杯 [1.0.1] エプソムC[1.0.0] 宝塚記念[0.3.2] 海 外[0.1.1]
主力は出走頭数が多い函館記念組(2勝2着2回)も前走GⅠ組が5勝している。一昨年はオークスに出走し8着に敗れたソダシが優勝、20年は安田記念を使い参戦したノームコアが優勝。19年18年も前走で安田記念を使ったサングレーザーが連対と、前走GⅠ組の好走も目立つ。
過去10年の年齢別の成績は4歳馬が4勝、3.5.6歳馬が各2勝。連対では8連対の5歳馬の活躍が目立つ。7歳上の高齢馬は2連対のみで勝利馬はなしと苦戦。
また、出走頭数145頭中28頭が出走した牝馬は[3.1.4.20]。勝利馬のソダシ、ノームコア、ハープスターの3頭は全てGⅠ馬でもある。出走頭数が少ない牝馬だがGⅠ馬出走なら要注意。
今年は昨年の覇者で連覇を狙うジャックドール、21年ダービー馬シャフリヤール、前走海外遠征でクイーンエリザベス2世C(GⅠ)を2着したプログノーシス、2走前に香港ヴァーズ(GⅠ)でGⅠ初制覇のウインマリリンやソーヴァリアント、マテンロウレオなどがスタンバイ!競馬セブンでは人気薄「隠れ穴馬」の激走情報を極秘入手済!配当を引き上げる「隠れ穴馬」は超必見!馬券購入前に必ずご確認ください。
騎手・調教師・馬主・生産関係者と太いパイプを持ち、公にはならない裏情報を入手できる競馬セブンだからこそ、極秘情報を入手可能。今回無料登録をして頂いた方には情報は勿論のこと最終ジャッジの『札幌記念・3点勝負』を特別公開。情報配信は天候・馬場状態など、馬券に直結するありとあらゆる要素を加味したうえでジャッジするため、レース当日13:30頃の配信となるのでそれまでお待ち頂きたい。
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<第59回 札幌記念(G3)>
ジャックドールの連覇を阻む
隠れ穴馬の正体は!?
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