セントライト記念2023の追い切りや過去などについて書いていきます。
2023年9月18日(月曜)に中山競馬場で行われる2,200メートル(芝・右 外)のG2レース。
皐月賞の勝ち馬で日本ダービー2着のソールオリエンス、ホープフルステークスの勝ち馬ドゥラエレーデ、ホープフルステークス3着のキングズレイン、未完の大器レーベンスティール、セブンマジシャンなどが出走。
今週の勝負レースの予想はnoteで公開しています。
今年は例年以上に豪華メンバーが揃いそうですが、馬券もかなり楽しめそうな一戦になりますので、馬場、枠次第ではいつも以上に強めに購入してみたいと思います。
なお、今日は園田のレースを一本公開する予定でしたが、変則開催前という事もあってそちらに時間を使わず、週末に全力の週にします。
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3連複3000円
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セントライト記念追い切り・過去他
【有力馬追い切り】
※時間の関係で画像が取れなかった馬が数頭いますが、見解は全て最終追い切りのものになります。
アームブランシュ
最終追い切りは3頭併せの内で負荷をかけてきたが、追われてからの反応がイマイチという事もあって勝負所で思ったほど弾ける事が出来ず、結果相手2頭に軽く捻られるような内容、追い切りとなってしまった。
その相手2頭が途中こちらの反応を気にする仕草を見せていた点からするとおそらく思い通りの動きではなかった事が予想されるので、今回は完全に仕上がり途上と思っていいのでは。
評価【C】
ウインオーディン
全体的に線が細く、やや動きもこじんまりとして見えるが、途中いつでも相手を交わせるだけの手応えがあり、最後の最後に軽く追われるとスッと加速し、前に出た姿を見ると出来に関しては間違いなく前走以上と思っていい。
ただ、前走時にも感じた事ではあるが、春から極端に馬体が成長した印象は受けないので、これを早熟と思うか、それともまだまだこれからのタイプと思うかがこの馬の扱いを難しくさせる。
評価【B】
シャザーン
前走でメイチに仕上げられての出走、久々の実戦となるので、今回の仕上がりには注目していたが、馬体はまだまだ太く動きもやや重苦しさを感じるものの、勝負所での反応や脚捌きの軽さ、素軽さは相変わらず素晴らしく見える。
更に馬体がひと回り成長した事もあって地面を蹴る力にも強さを増しており、良い意味での威圧感や迫力満点の走りを見るとひと皮剥けた印象を受けるので、この出来であれば次に繋がる競馬が出来る可能性が高そう。
評価【A】
シルトホルン
この父の産駒らしく大腿骨の長さをフルに活かした大きく力強い動きが目に付いており、脚と頸を出すリズムも抜群でフォームにも全く無駄がみられない教科書通りの追い切りを消化。
どちらかといえば長く脚を使うタイプなので、今回よりも距離が延びる本番でこそのタイプかもしれないが、馬体を見ると仕上がりに関しては抜かりなしという感じなので、まずはここを全力で、という意味合いが強そう。
評価【A】
ソールオリエンス
胸前の筋肉量が増した事もあり、字面を蹴る力が相当強くなっており、身体を大きく使った雄大なフットワーク、飛節をフルに活かした迫力満点の動きを見ると春からの大きな成長にも期待が持てる。
更に勝負所での反応の良さに加え、エンジンがかかってからのスピード、そして息遣いを見る限り久々の競馬とはいえ、内面もきっちりと出来ている印象を受けるので、この出来であればいきなりから好勝負に持ち込んでくる可能性が高いのでは。
評価【A】
ドゥラエレーデ
可動域はいくらか狭く感じるが、この父の産駒らしく柔軟な馬体と力強い脚捌きはさすがの一言で、先週太く感じた馬体が絞れた事もあって今週はこの馬本来の素軽さもかなり戻っている。
トモの大きさと飛節の大きさ、そして頸差しの太さからするとダートでかなり大きなところを狙えそうな気もするが、どちらにしても出来に関しては前走と遜色ない出来まで持って来る事が出来たので、ここはいきなりから力を出せるとみた。
評価【A】
レーベンスティール
先週の段階である程度仕上がってはいたが、今週も緩める事なく最後の最後まである程度負荷をかけてくる意欲的な追い切りを消化。
前進気勢が旺盛という事もあって気持ちが表に出すぎているような動きで、ガツガツした気性と早い段階から脚を使い切ってしまった点からすると距離が延びてこそ、というタイプではなさそうなので、今回は出来はさて置き、2200mへの距離延長はひとつの課題となりそう。
評価【B】
【過去5年成績】
18年
ジェネラーレウーノ 牡3 4人気
レイエンダ 牡3 1人気
グレイル 牡3 6人気
19年
リオンリオン 牡3 1人気
サトノルークス 牡3 8人気
ザダル 牡3 3人気
20年
バビット 牡3 4人気
サトノフラッグ 牡3 1人気
ガロアクリーク 牡3 2人気
21年
アサマノイタズラ 牡3 9人気
ソーヴァリアント 牡3 2人気
オーソクレース 牡3 5人気
22年
ガイアフォース 牡3 3人気
アスクビクターモア 牡3 1人気
ローシャムパーク 牡3 2人気
21年は1人気の馬が馬券に絡めなかったが、それ以外の年では毎年1人気が連対している、上位人気馬が強いレースで、紐荒れは多々見られるものの、下手な荒れ方にはならない事が多い。
【過去5年前走】
18年
東京優駿 16
松前特別 1
東京優駿 14
19年
東京優駿 15
東京優駿 17
プリンシパルS 1
20年
ラジN 1
東京優駿 11
東京優駿 6
21年
ラジN 12
藻岩山特別 1
ホープフルS 2
22年
国東特別 1
東京優駿 3
山藤賞 1
※前走に関しては注目ポイントにて。
【予想オッズ】
1 ソールオリエンス 1.9
2 レーベンスティール 6.5
3 ドゥラエレーデ 7.3
4 キングズレイン 7.4
5 シャザーン 12.4
注目ポイント・注目馬
基本的には前々で上手く立ち回れる器用な馬が中心!
中山の非根幹距離という事で求められる適性は王道なものではなく、少しズレたものになるので、能力=結果にはならない非常に面白いレース。
毎年前々で上手く立ち回った馬が馬券に絡んでいるように、まず必要となってくるのが中山2200m戦を走るのに必要な最低限の器用さという事になるので、大箱向きのタイプは力があってもここでは思い切って嫌うのが面白い。
前走日本ダービーで力を出し切れなかった馬の巻き返し!
レースレベルを考えると前走日本ダービー組の好走が多いのは当然だが、ここで力を出し切れずに大敗した馬がバンバン巻き返してくるレース。
特に近年は二桁着順の馬の好走がかなり目立つので、今年も前走日本ダービー組、特に力を出し切れず大敗した馬には注目しておきたい。
非根幹距離の重賞らしく、血統も同じ2200m戦で行われる宝塚記念とリンクする!
宝塚記念で馬券に絡んだ事のある父が当たり前のように馬券に絡んでくる事は勿論、トーセンホマレボシ、トーセンラー、ナカヤマフェスタ、キンシャサノキセキなど、
少しズレた血統が毎年馬券に絡んでくるのもこのレースの特徴のひとつなので、今年もツボの狭い馬の好走を見逃さないようにしておきたい。
最後に追い切り注目馬をあげておきます。
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メンバーがメンバーなので追い切りもかなりハイレベルな追い切りとなりましたが、この出来なら本馬が上位に食い込んでくる可能性が高いのでは。
今週の勝負レースの予想はnoteで公開しています。
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<第77回 セントライト記念(G2)>
ソールオリエンスを脅かす
隠れ穴馬とは?
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1995年に菊花賞トライアルに指定。3着までに菊花賞の優先出走権が与えられる[セントライト記念]。過去10年の勝ち馬にはディーマジェスティ、キタサンブラック、イスラボニータなどのGⅠ馬がいる。
過去10年の平均配当は馬連3510円・3連複 1万9270円・3連単10万9130円。馬連3桁配当は5度、馬連万馬券は2度。3連単10万馬券以上が2度、最高配当では61万8050円が出ている。
過去10年の上位人気別の成績は1人気[3-4-0-3]・2人気[1-3-2-4]・3人気[2-0-3-5]。上位人気馬が6勝。直近7年はアスクビターモア、サトノフラッグ、リオンリオン、レイエンダ、アルアイン、ディーマジェスティの1人気が連対。上位人気馬が揃って馬券圏を外したのは15年の1度のみで順当に決まるレースが多い。
二桁人気の伏兵馬では15年10人気ジュンツバサ(3着)、14年10人気タガノグランパ(3着)、12年14人気スカイディグニティ(2着)などが馬券圏に好走しているが大波乱が多いレースではない。
過去10年の主なステップレース別の成績(3着以内)ではダービー[5-6-4]・ラジオNIKKEI賞[2-1-1]・1勝クラス[2-0-2]・2勝クラス[1-3-0]。5勝(11連対)のダービー組が圧倒的な成績を残している。連対馬20頭中11頭がダービー組で22年アスクビクターモア(ダービー3着)が2着、20年サトノフラッグ(ダービー11着)が2着、19年リオンリオン(ダービー⑮着)が1着・サトノルークス(ダービー⑭着)が2着もダービー組。
今年は皐月賞馬でサービー②着のソールオリエンス、ホープフルS優勝馬ドゥラエレーデ、ホープフルS③着馬キングズレイン、皐月賞⑥着・ダービー⑨着のシャザーン、ラジオNIKKEI賞②着馬シルトホルン、3連勝中のウィズユアドリームなどがスタンバイ!
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