全日本2歳優駿2024の予想や過去などについて書いていきます。
2024年12月11日(水)に川崎競馬場で行われるダート1600m(左)のJpn1。
今回は実績上位馬であるソルジャーフィルド、ハッピーマン、ミリアッドラヴといった馬が揃いも揃って不安材料を抱えての出走となるので、19~20年のような上位人気馬が数頭崩れての波乱決着が見られる可能性も…。
こちらの全日本2歳優駿の予想はnoteで公開しています。
気が付けばもう全日本2歳優駿。
そして今年も例年同様に面白いメンバーが揃いました。
こちらの全日本2歳優駿は当然得意の2歳重賞という事で去年もかなり気合いを入れて予想をしましたが、その気合いが何とか通じてくれた事もあって無事万馬券的中。
今年もまずは例年通りの攻め方、印の打ち方で正解を導き出したいが、例年以上にレースレべルが…という年になるので、馬券は去年以上に楽しめそうな一戦。
そして人気馬が勝ち切った去年も単勝万馬券だった馬が馬券に絡んでいる2歳戦らしい重賞でもあるので、先日の香港マイルのように単勝万馬券の馬の馬であっても買える馬は買える、という考えを貫きたい。
全日本2歳優駿展望
今年はJBC2歳優駿の勝ち馬ソルジャーフィルド、同レース2着のグランジョルノ、
兵庫ジュニアグランプリの勝ち馬ハッピーマン、デビュー以来まで一度も連を外していないコパノヴィンセント、エーデルワイス賞の勝ち馬ミリアッドラヴなどが出走。
まずはいつものように軽く去年のレースの振り返りから。
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全日本2歳優駿2023予想結果
1着◎フォーエバーヤング
2着▲イーグルノワール
3着△サントノーレ
3連単 10,130円
印は▲イーグルノワールは正直怪しさを兼ね備えている人気馬だったので、これをやや嫌い、派手な人気ではない〇ナスティウェザーの評価を上げる形に。
ただ、◎→〇▲☆→印、〇▲→◎→印、◎⇔○▲→印、◎→○⇔▲という買い目が示す通り、▲イーグルノワールは無理に嫌わなかったレースだったので、ここは何となくの読みに助けられた。
4着だった〇ナスティウェザーが3着ならド本線の3連単が刺さっていたので、最後の直線では差してくれた方が、という考えも過ったものの、
結果的に単勝105倍と人気が全くなかった△サントノーレの方が払い戻しは多かったので、ここは地方馬の取り扱いと適性を読み切る事が出来た事が功を奏する形に。
今年もいつもの2歳戦、教科書通りの経験値重視の攻め方で自然と結果はついてくるレースだと思いますので、難しい事は考えずに経験値の高い馬をそのまま印に落とし込みたい。
【朝日杯FS2024予想考察】最終追い切り・調教評価・先週の阪神ジュベナイルフィリーズでは勝ち馬のアルマヴェローチェをA評価!
全日本2歳優駿過去
✓過去5年成績
19年
ヴァケーション 牡2 5人気
アイオライト 牡2 4人気
ティーズダンク 牡2 9人気
20年
アランバローズ 牡2 2人気
ランリョウオー 牡2 6人気
ルーチェドーロ 牡2 8人気
21年
ドライスタウト 牡2 1人気
コンバスチョン 牡2 3人気
プライルード 牡2 11人気
22年
デルマソトガケ 牡2 3人気
オマツリオトコ 牡2 2人気
ペリエール 牡2 1人気
23年
フォーエバーヤング 牡2 1人気
イーグルノワール 牡2 2人気
サントノーレ 牡2 7人気
2.0.1.2と1人気の成績がイマイチという事もあるが、毎年のように2,3着に人気薄が突っ込んで来る事もあって波乱度はまずまず高いレース。
なお、当然といえば当然かもしれないが、人気薄で馬券に絡んでくるのは決まって地方馬になるので、今年も地方馬の扱いがポイントになるのでは。
【朝日杯FS2024予想考察】最終追い切り・調教評価・先週の阪神ジュベナイルフィリーズでは勝ち馬のアルマヴェローチェをA評価!
✓過去5年厩舎
19年
[地] 高月賢一
[東] 武藤善則
[地] 水野貴史
20年
[地] 林正人
[地] 小久保智
[東] 高橋裕
21年
[西] 牧浦充徳
[東] 伊藤圭三
[地] 藤田輝信
22年
[西] 音無秀孝
[東] 伊藤圭三
[東] 黒岩陽一
23年
[西] 矢作芳人
[西] 音無秀孝
[地] 田中淳司
✓全出走馬短評
グランジョルノ
ひと捲りの競馬で前の馬を飲み込んだ初戦、そして相手強化のレースにも対応してきた前走の内容を見ると単純な能力での比較になると上位と言える存在。
ただし、札幌、門別と求められる適性が似ているダートで結果を残した事を考えると求められる適性が異なる川崎替わりがどうか。
ジュゲムーン
弱い馬ではないが、サッポロクラシックカップやネクストスター門別の内容を見るとさすがに足りないか。
ウィルオレオール
今年の門別トップクラスの能力を持った馬で、前走で左回りの船橋をクリアしているとなればここも中央馬との能力の比較だけのレースになってくる。
カムイカル
派手さには欠けるが、もともと中央のダートを走っていた馬になるので、力をつけた、経験値を積んだ今ならしれっと3着ぐらいを拾ってくる可能性も。
ソルジャーフィルド
中距離適性の高さならメンバートップクラスの、敗れたレースも強い負け方をしていた実力馬。
ただ、今回は距離短縮の1600m戦での競馬となるので、買い材料という意味では前走以上とは言えない気もするが…。
ナチュラルライズ
求められる適性が異なるコース、距離で連勝中の経験値も低くない馬で、差す競馬に持ち込んで間に合わせてしまった前走のカトレア賞の内容を見ると相手強化のレースにも対応してきそう。
しかし、前走のレースを見ても分かるように、課題は大きく残してしまった事も事実。
よってここは気持ちをうまくセーブして力を出し切れるかどうかがポイントか。
ハッピーマン
本馬もどちらかといえば前走が買い時だったものの、初戦の内容、そしてコパノヴィンセントを捻った前走の内容からすると能力での比較になるとここでもまずトップクラス。
敗れはしたものの、一応左回りも経験済みなので、川崎替わりに関しても大きな問題はないのでは。
コパノヴィンセント
マイルも左回りも、そして相手強化のレースも経験している経験値が非常に高い馬になるが、
極端に負荷のかかる競馬は経験出来ていないので、ここもスムーズな競馬に持ち込めるかどうか、この一点がポイントか。
キングミニスター
マイルの前走の平和賞があまりにも情けない競馬だったので、距離はもう少し長い方が合う可能性も。
ミリアッドラヴ
2戦無敗と底を見せていない点は魅力も、スピード競馬しか経験出来ていない点はどうしても気になってしまうので、ここも出来るだけ速さを求められるような競馬待ちというタイプ。
ホーリーグレイル
川崎2戦で見せた圧巻のパフォーマンスを見ると相手強化のレースでも、
と思わせるが、今回は相手強化に加えてハンデ55キロでの競馬になるので、クリアしなければならない課題は当然少なくはないが…。
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注目ポイント
前走1着馬!
2,3着に前走で勝利していない馬が入線した20年や23年など、近年は傾向が徐々に薄れているものの、
それでも毎年のように前走1着馬が上位を独占するなど、基本的には前走で勝利している馬が圧倒的に強いレース。
好走目立つ外枠!
過去10年全ての年で6~8枠の馬が馬券圏内。
経験の浅い2歳重賞という事もあり、揉まれない外が有利なレースとなっているので、今年も好枠を引き当てた馬に注目したい。
ノーザンダンサー系!
現在8年連続で父、もしくは母父ノーザンダンサー系の馬が連対しており、22年は該当馬が上位を独占している注目血統になるので、今年もノーザンダンサー系の血を引く馬には注意が必要になる。
こちらの全日本2歳優駿の予想はnoteで公開しています。
今年も馬券のカギを握るのは中央馬ではなく能力、適性が未知な地方馬という事になりそうなので、去年のサントノーレのような人気薄での激走は見逃さないようにしたい。
※今年は波乱を想定して先日の香港マイルで大仕事をした穴馬、去年の△サントノーレ的存在からの香港買いもしてみます。
✓この記事を書いた人
ブログ予想開始初週の中山記念で3連単【31万馬券】を的中させ、その後NHKマイルで【29万馬券】、18年の共同通信杯で【56万馬券】、22年のプリンシパルステークスで3連複【30万馬券】3連単【140万馬券】を的中させた管理人、ゆうちゃりすの競馬ブログ