アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)2025の1週前追い切り評価や過去などについて書いていきます。
2025年1月26日(日)に中山競馬場で行われる2200m(芝・右)のG2。
この時期らしいなかなか難しいレースが続きますが、先週は菜の花賞、カーバンクルステークス、遠江ステークス、西尾特別辺りが仕事をしてくれた事もあり、無事プラス収支で終了。
ここから先もまだまだ難しいレースは続きますが、今週からスタートする小倉、もしくは来週の京都辺りでちょっと目を付けている狙っている馬が出てきそうなので、例年大仕事をしてくれるDコーススタートの東京開催と共にここは楽しませてくれそうです。
目次
AJCC2025展望・過去結果
日本ダービー馬のダノンデサイル、重賞3勝馬のレーベンスティール、
昨年の大阪杯以来の出走となるポタジェ、菊花賞、有馬記念を好走しているボルドグフーシュ、去年のAJCCの勝ち馬チャックネイトなどが出走。
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有力馬追い切り評価
コスモキュランダ
17.6-15.0-14.2-13.6-12.3-11.5
全体的に線が細い事もあって動きに迫力は感じられないが、頭が高い割には頸の使い方も上手く、勝負所でスイッチが入るとそこからグイグイと力強く伸び、相手を完封。
ただし、相手がこちらの動きに合わせているような内容、更にこちらは一杯に追われての結果であれば着差などは全くアテにならないので、最終追い切りでどんな動きを見せるか…。
ダノンデサイル
14.8-14.7-14.5-13.2-11.3-11.2
ボリュームのある馬体を大きく活かしたダイナミックなフォームが目立つ追い切りで、息遣いはまだまだ荒いものの、馬なりで相手に並びかけると最後の最後までその相手に馬体を併せてビシッと負荷をかけてきた。
何よりいつでも相手を交わせるだけの手応えが見られた点からすると内面に完全にスイッチは入っているので、後は馬体が絞れ、息が整えば力は出し切れるだろう。
チャックネイト
16.0-15.1-15.2-13.5-11.9-11.7
以前よりも勝負所での反応は悪くなっているような気もするが、無駄のない安定したフォームと軽い脚捌き、そして広い可動域を活かした最後の動きを見ると出来は高いレベルで安定している。
前は少し硬いが、3頭併せでこれだけビシッと負荷をかければ残り1本で仕上がる事が予想されるので、この点が改善されれば今年も面白い存在になるかも。
ビザンチンドリーム
13.7-13.9-14.2-13.6-11.5-12.5
ちょっと太いかな、という印象も、脚捌きは軽く可動域も広く感じる追い切り。
ただ、相手の動きに合わせたとはいえ、勝負所での反応の悪さに加え、気持ちが表に出ている事もあって最後は脚がバラバラになってしまいバテてしまった内容を見るとちょっと立て直しには時間がかかるかも。
ボルドグフーシュ
15.1-13.4-12.1-11.9
前走時の追い切りの内容や息遣いを見ると復調するまでにはもう少し時間が、と思ったが、全く無駄を感じさせない安定したフォームと尻上がりラップを見る限りここに来てかなり出来は上向いてきた。
最後も息遣いには余裕は感じられないが、それでも楽々脚を使い切り、手応えを十分に残したまま走り切ってきたので、この出来ならそろそろ本領発揮か。
レーベンスティール
14.9-14.0-14.1-13.3-12.1-11.6
なかなかトーンが上がって来ないが、身体の使い方や息遣いには違和感を感じられない、まずまずの状態にはある内容。
それでも最後に追われた時の反応はイマイチで、良い頃ならもう少し弾けていたであろう内容となれば出来は良くても7割ぐらいのような気も…。
ただ、中身をしっかりとつくっていくことにシフトしているというコメントがあるように、動きや見た目以上に問題はここにありそうな気もするので、残り1本でどこまでギアを上げる事が出来るか。
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過去成績・注目ポイント
・1人気の信頼度は高いレースではあったが、近年は馬券に絡めない結果が続く。
・中段から捲れる馬や、長く脚を使う事が出来る馬が得意とする条件。
・ただし、少頭数になるとスローになる事が多く、先行馬が有利なレースに。
・出走頭数を考えると6~7歳馬の期待値が高い。
・特殊な非根幹距離で行われるレースという事もあり、毎年過去に芝2200mで勝利していた馬が馬券圏内に。
・4代血統表内にロベルトかトニービンの血を持つ馬が過去10年全ての年で馬券に絡んでいる。
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✓予想オッズ
1 ダノンデサイル 2.8
2 レーベンスティール 3.1
3 ボルドグフーシュ 7.6
4 ビザンチンドリーム 11.0
5 コスモキュランダ 12.4
有馬記念3着のダノンデサイルと重賞3勝馬のレーベンスティールの2強のようなオッズになると予想するが、
菊花賞、有馬記念を好走しているボルドグフーシュや菊花賞で見せ場をつくったビザンチンドリーム、中山巧者のコスモキュランダ辺りも上位人気に支持される、日経新春杯同様に4歳馬が上位人気に支持されそうな年。
ただし、ちょっと上位人気馬が怪しいというか、京成杯同様にかなり狙えそうなレースになるので、その京成杯に続いての波乱決着が見られても驚けないが…。
最後に今年の注目馬をあげておきます。
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人気は全くないと思いますが、適性や近走のレース内容を見るとここは十分狙える計算になる。
✓この記事を書いた人
ブログ予想開始初週の中山記念で3連単【31万馬券】を的中させ、その後NHKマイルで【29万馬券】、18年の共同通信杯で【56万馬券】、22年のプリンシパルステークスで3連複【30万馬券】3連単【140万馬券】を的中させた管理人、ゆうちゃりすの競馬ブログ