英インターナショナルステークス(2024年8月21日・イギリス ヨーク競馬場・G1・芝2050m・3歳上)の情報をまとめています。
今年は日本から菊花賞馬のドゥレッツァ(牡4歳・美浦・尾関知人厩舎)が出走を予定。
日本馬の出走は05年のゼンノロブロイ(2着)、19年のシュヴァルグラン(8着)に続いて3頭目の出走になりますが、
日本馬が出走するという事もあって馬券発売やテレビ放送があるかどうか、
という点が気になっている方もいらっしゃるかと思いますので、気になる英インターナショナルステークスに関する情報を色々と書いていこうと思います。
まず結論から書きますと、英インターナショナルステークス2024の馬券発売は行われる可能性が高いです。
既にご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、海外の馬券を発売する対象のレースが、
競馬法(昭和23年法律第158号)第3条の2第1項の規定に基づき、同項の規定により農林水産大臣が指定する海外競馬の競走と購入出来るレースが決まっていて、
2024年の2月の段階で対象となっている海外重賞の32レースの中に英インターナショナルステークスは含まれています。
一応海外の馬券を発売するもうひとつの基準として、
指定競走の中で日本馬が出走するレースに限って馬券を発売するが、出走日本馬がレーティング112(牝馬108)以上、過去1年以内の重賞勝ち馬などが発売の新たな基準
として設けられているので、こちらの基準を満たしていることも馬券発売される条件となりますが、おそらくこの条件に関してはクリア出来ているでしょう。
なお、テレビでの放送に関しては現時点では未定ではあるものの、ほぼ間違いなくグリーンチャンネルでの中継は行われますので、画面を通してのリアルタイムでの応援も可能では。
またこちらのレースに関しては予想を含め、続報が入り次第、追加で色々と更新していく予定です。
英インターナショナルS出走予定馬・登録馬
ドゥレッツァ
31日に坂路にて国内最終追い切りを行い、38秒8-24秒9₋12秒1という時計をマーク。
先週まではイマイチトーンは上がって来なかったが、
今までのドゥレッツァと比較してもいい状態にあると思いますというコメントがあるように、最終追い切り後にはしっかりとトーンを上げてきた。
秋はジャパンカップを大きな目標にしているように、
ここはあくまでもステップレースとしての出走、選択ではあるが、国内の札幌記念を避けてあえてこちらのレースを使ってくるので、当然手ぶらで帰るつもりはないだろう。
鞍上はC.ルメール騎手を予定。
シティオブトロイ
英ダービーとエクリプスステークスを連勝している欧州最優秀2歳牡馬。
引き続きこの路線を選択してきたという事は当然勝てると踏んでの出走になるので、出走が叶うようなら日本でもかなりの人気を集める事になりそう。
アンビエンテフレンドリー
英ダービーでシティオブトロイの2着に敗れているが、その後の愛ダービーでも3着と好走しているように、能力の高さはここに入っても上位の存在。
エコノミクス
英ダービー前哨戦であるダンテステークスを圧勝するも、本番の出走は見送り。
あくまでも本格化するのは来年以降と語り、時間をかけて馬の成長を優先してレースを選択してくるようだが、
一応候補として英インターナショナルステークスの名前も挙がっているので、出てくるなら注目の一頭となる。
オーギュストロダン
日本でもお馴染みの、G1を6勝しているディープインパクト産駒。
前走のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスは案外な結果に終わってしまったが、もともと成績にムラがあるタイプになるので、前走の敗戦だけで評価を落とす必要はない。
パッセンジャー
ハクスリーステークスを快勝するも、予定していたプリンスオブウェールズSは熱発の影響で回避。
その後はレース間隔を考慮し、今回の英インターナショナルステークスへ、というコメントも出ているので、後は体調との戦いとなりそう。
オリゾンドレ
プリンスオブウェールズステークスで3着に敗れ、予定していたエクリプスステークスを見送り。
今年の最終的な目標は凱旋門賞ウィークのアベイドロンシャン賞との事なので、そのレースのステップとして英インターナショナルステークスを次の目標とするとの事。
インスパイラル
前走のプリンスオブウェールズステークスでは期待を裏切ったが、ここまでG1を6勝している名牝。
現時点では出てくるかどうかは少し怪しい気もするが、仮に出走してくるようなら当然軽視は出来ない存在。
✔その他注目馬・登録馬
アルフライラ
アルマカム
アンクエスチョナブル
イランイラン
オペラシンガー
コンティニュアス
ザラケム
ザリル
ダンシングジェミナイ
ドックランズ
ナシュワ
ハーテム
ファンタスティックムーン
ヘンリーロングフェロー
ホワイトバーチ
マルジューム
ロサンゼルス
✔現時点での注目馬は…
まだ何が出てくるかわからないので、注目馬を挙げるもの難しいですが、普通に強敵と思うのはシティオブトロイ、エコノミクスの2頭。
特にシティオブトロイは英ダービーとエクリプスステークスを連勝している内容がなかなか強烈なので、この馬を日本馬が負かすのはそう簡単な事ではないのでは。
エコノミクスはまだ未知な部分が多い馬になるので、蓋を開けてみるとめちゃくちゃ強かった、というパターンもありそうです。
またこちらのレースに関しては続報が入り次第、追加で色々と更新していく予定です。
✔この記事を書いた人
ブログ予想開始初週の中山記念で3連単【31万馬券】を的中させ、その後NHKマイルで【29万馬券】、18年の共同通信杯で【56万馬券】、22年のプリンシパルステークスで3連複【30万馬券】3連単【140万馬券】を的中させた管理人、ゆうちゃりすの競馬ブログ