スプリンターズステークス2024の最終追い切り評価を書いていきます。
2024年9月29日(日曜)に中山競馬場で行われる1,200メートル(芝・右 外)のG1。
今週の勝負レースの予想はnoteで公開しています。
⇒【スプリンターズステークス2024予想他】9月29日勝負レース
1週前追い切りではサトノレーヴが5ハロン63秒3-11秒2と絶好の動きを見せたが、
悲願のG1制覇を狙うナムラクレアや春秋のスプリントG1連覇を狙うマッドクールも仕上がりは良さそうなので、これらの馬は最終追い切りの動きにも注意が必要か。
【シリウスステークス2024予想オッズ】最終追い切り評価・コメント
スプリンターズS最終追い切り評価
サトノレーヴ
レーン騎手を背に美浦坂路での3頭併せ、最終調整。
先週美浦ウッドで5ハロン63秒3-11秒2と好時計をマークするなど、既に9割は仕上がっていたが、今週も3頭併せで最低限負荷をかけてきた。
4ハロン54秒6-11秒9と時計はド派手という訳ではないものの、内からジリジリと脚を伸ばし、勝負所でも相手に馬体を併せて併入という意欲的な追い切りを消化。
ガツンと来るような場面、動きは見られなかったが、相変わらず柔軟性を感じる馬体や弾むようなフットワークは素晴らしく、息遣い、手応えにもかなり余裕を感じる点からすると完全に仕上がったと思っていい。
評価【A】
ママコチャ
川田騎手を背に坂路での併せ馬。
前半は相手を後ろから追いかける形で入ってくる、折り合いを意識しての内容で、勝負所で追われるとしっかりと反応し、馬体以上に大きな動きで駆け抜ける。
去年のスプリンターズステークス後から体調が戻らず状態が上り切らない期間が続いたとのコメントがあるが、
今回の動きや勝負所での手応え、最後の息遣いを見ると少なくとも馬はやる気になっているので、この出来、そして前走の結果を見る限り力は出し切ってくる可能性が高い。
評価【A】
ナムラクレア
長谷川調教師を背にしての坂路での最終調整。
時計の計測が出来ていないので数字での判断は出来ないが、勝負所での弾むようなフットワーク、そしてエンジンがかかってからのスピード、伸びを見ると状態面は良さそうな印象を受ける。
前哨戦を使っていいガス抜きが出来た事で馬体に張りが戻り、息遣いにも余裕を感じるようになったので、叩かれた上積みはそれなりに大きいか。
評価【B】
マッドクール
坂井騎手背に坂路での調整。
先週ある程度負荷をかけられている事もあって今週は馬なりでの調整ではあるが、4ハロン51秒9-12秒3という時計を楽々マークした辺りが今の状態の、仕上がりの良さを示している。
更に高松宮記念の時と同じく身体を大きく使えている割には脚の回転が非常に速く見える追い切りでもあるので、久々の実戦、海外遠征明けという点に関しては全く気にする必要はない。
評価【A】
ウイングレイテスト
松岡騎手を背に美浦ウッドでの単走。
先週はいつも以上に動きが小さく、迫力を感じられないこの馬らしくない追い切りではあったが、今週は6ハロン85秒2-10秒9とラストの伸びが素晴らしい、立て直しに成功出来たような内容、追い切り。
ただ、インベタし、前半に楽をさせた分だけ伸びたと思えばそれまでで、フォームが硬く、脚と頸を出すリズムが少し崩れて見える点からすると前走からの上積みという点に関してはどうか。
それでも1週で動きを大きく変えてきた点は素直に評価しておく必要があるので、この馬なりには動けていると思っておきたい。
評価【B】
ダノンスコーピオン
最終追い切りは坂路単走での調整。
4ハロン53秒8-11秒8という時計を見るとまずまず仕上げてきた印象も、身体の使い方がイマイチで、前半にモタつき、勝負所での反応も良いとは言えない、仕上がり途上のような動きに。
一応前走を使った上積みには期待が持てるが、良い頃の動きとの比較になると前向きさが足りないというのが現状でもあるので、ここを使われた後が狙い目のような気も。
評価【C】
エイシンスポッター
シュタルケ騎手を背に坂路での最終調整。
もともとド派手に動くようなタイプではないが、4ハロン52秒8-12秒3とこの馬としては時計もまずまずの、前走からの上積みにも期待が持てるような内容。
ただし、綺麗な尻上がりラップという訳でもなく、いつも以上に反応が鈍く見えた辺りからすると競馬に行っても展開を味方につけてどこまで、というタイプっぽいので、馬券も買うならハマり待ちという事になりそう。
それでも最後の手応え、息遣いを見ると気配は良好、現時点でやれるだけの事はやれたという印象も。
評価【B】
【ノルマンディーOC 2024】1次募集馬評価・厩舎、価格予想・注目のベンバトル産駒の評価は…?
ビクターザウィナー
モレイラ騎手を背に中山競馬場の芝コースでの追い切り、調整。
追い切りというよりも反応や状態面を確かめるような軽い内容になるので、動きで出来を判断するのは難しいが、中山コースの坂を全く苦にする事なく軽快なフットワークで駆け抜ける姿を見ると状態は良さそう。
それ以上にいつもの前向きさが見られる点からすると前回の高松宮記念同様に前半からこの馬の形に持ち込める可能性が高い。
評価【無】
最後に追い切り注目馬をあげておきます。
馬名はこちら→ 最強ブログランキングへ
追い切りの内容通りであればこの馬が頂点に最も近い存在とみる。
今週の勝負レースの予想はnoteで公開しています。
⇒【スプリンターズステークス2024予想他】9月29日勝負レース
✔この記事を書いた人
ブログ予想開始初週の中山記念で3連単【31万馬券】を的中させ、その後NHKマイルで【29万馬券】、18年の共同通信杯で【56万馬券】、22年のプリンシパルステークスで3連複【30万馬券】3連単【140万馬券】を的中させた管理人、ゆうちゃりすの競馬ブログ