東京大賞典2024の最終追い切り評価を書いていきます。
2024年12月29日(日)に大井競馬場で行われるダート2000m(外コース・右)のG1。
普段は地方の追い切り記事は作成しませんが、こちらはG1、今年最後の大レースという事で有力馬の評価を少しだけ。
なお、アルマヴェローチェ、アドマイヤズーム、レガレイラ、シャフリヤールと、
阪神ジュベナイルフィリーズ、朝日杯フューチュリティステーク、有馬記念と12月のG1は3週連続で地味な人気の勝ち馬(有馬記念は2着も人気は地味)を【A】評価としているので、
最後の最後のホープフルステークスとこちらの東京大賞典もいい仕事が出来ればと思います。
目次
東京大賞典出走馬最終追い切り診断・コメント
JBCクラシックの勝ち馬、チャンピオンズカップ2着のウィルソンテソーロ、ドバイワールドカップの勝ち馬、東京大賞典を連覇しているウシュバテソーロ、
国内負けなし、ジャパンダートクラシックの勝ち馬フォーエバーヤング、
マーキュリーカップの勝ち馬クラウンプライド、BCクラシック2着のデルマソトガケ、東京ダービーの勝ち馬ラムジェットなど、今年もかなり強烈なメンバーが出走。
【ホープフルステークス2024予想考察】最終追い切り評価・有馬記念ではレガレイラ、シャフリヤールを【A】評価!
有力馬追い切り評価
※画像は間に合わなかったので1週前のものを使用。
フォーエバーヤング
12/25 栗東Cコース 78.5-63.6-49.8-36.2-23.2-11.5
坂井騎手を背にしての併せ馬。
綺麗な尻上がりラップを刻み、好時計をマークして相手に楽に先着という内容で、2週続けてビシッと負荷をかけられている事もあって馬体もかなり引き締まってきた。
馬体を併せている時の動きも派手ではあるが、2頭を追い抜いた後の動きも素晴らしく、最後まで気を抜く事なくしっかり伸びて最先着という、文句なしの追い切りを消化。
ここに来て追い切りの内容をガラッと変更してきた点は気にならない事もないが、
逆にコース追いの併せ馬でこれだけ負荷をかけられるという事はそれだけ調子が良いとも判断出来るので、ここは完全に取りに来たと思っていい。
評価【A】
ウィルソンテソーロ
12/25 美浦Dコース 86.5-69.7-54.5-39.3-25.2-12.4
ウシュバテソーロが相手という豪華な併せ馬で、前半はリズム重視という形で入って併入というお手本のような追い切りを消化。
気持ちが強く表に出ている点は気になるが、決してうるさいという訳ではなく、一応内面をセーブして走れてはいるので、これ以上スイッチが入らなければ問題はない。
ただ、さすがに休みなくレースを使われているという事もあって馬体は少しギリギリに見えるので、上積みという点に関しては少々疑問が残ってしまうが、
それでも極端に馬体が枯れたという印象は受けないので、高いレベルで出来は安定していると思っていい。
評価【B】
ウシュバテソーロ
12/25 美浦Dコース 87.4-70.1-54.7-39.4-25.2-12.3
楽な手応えだった僚馬ウィルソンテソーロとは逆にこちらは直線強めに追われて併入という手応えという面では劣勢という内容。
前走の反省を活かしてブリンカーを着用しているが、気持ちの面でもちょっと余裕を感じられない、色々な意味でいつものこの馬らしい追い切りに見えるので、
このままスイッチが入らないようならこの内面が悪い後方に転ぶ可能性も…。
追い切りではいつもこんな感じと思えばそれまでではあるが、それでも目立った動きとは言えない、評価が難しい内容になるので、
黙っていても人気を集める馬という事を考えると内面が悪い後方に転ぶ方に賭けるのも悪くはない。
評価【C】
クラウンプライド
12/25 栗東坂路 54.0-39.2-25.3-12.5
相手が1勝クラスの格下という事もあるが、馬体を併せてからの伸びはなかなか見栄えしており、いつも以上に身体を大きく使えている、この馬本来の姿が戻ったような内容。
前走後に蓄積疲労が、というコメントはあったが、今回の追い切りの動きや息遣いを見る限り大きな問題はなさそうなので、この出来なら相手強化のレースでも楽しめそう。
評価【B】
ラムジェット
12/25 栗東Cコース 80.4-65.1-50.8-36.6-23.5-12.0
動きはド派手、という訳ではないが、挫石の影響はほぼ感じられない時計も動きも申し分ない内容で、その時計と動きを見る限り出来は前走以上と思ってよさそう。
気持ち馬体は緩いかな、という印象も、ここから輸送を挟めば適度に引き締まってくる事が予想されるので、今回は息遣いに乱れがない点を評価しておきたい。
評価【B】
デルマソトガケ
12/25 栗東坂路 51.3-37.2-24.7-12.4
松若騎手を背にしての併せ馬で、前半から力強い動きが目に付いている、立て直しに成功出来たような内容。
ただ、後半の伸び、動きは素晴らしいが、前半にややもたつき、頸と脚を出すリズムが良くは見えない点からすると完全に復調したとは言えないかも。
よって今回はあくまでも着拾いに徹底してどこまで、というタイプになるのでは。
評価【C】
【ホープフルステークス2024予想考察】最終追い切り評価・有馬記念ではレガレイラ、シャフリヤールを【A】評価!
✓予想オッズ
1 フォーエバーヤング 1.7
2 ウィルソンテソーロ 2.9
3 ウシュバテソーロ 3.8
4 デルマソトガケ 10.9
5 ラムジェット 11.6
ウィルソンテソーロ、フォーエバーヤング、ウシュバテソーロの3強のようなオッズになると予想するが、
最終的にはデルマソトガケ、ラムジェットといった実績馬もギリギリ10倍を切るか切らないかぐらいのオッズになるか(仮に単勝は売れなくとも連ベースではそれなりに票を集める可能性大)。
✓この記事を書いた人
ブログ予想開始初週の中山記念で3連単【31万馬券】を的中させ、その後NHKマイルで【29万馬券】、18年の共同通信杯で【56万馬券】、22年のプリンシパルステークスで3連複【30万馬券】3連単【140万馬券】を的中させた管理人、ゆうちゃりすの競馬ブログ