安田記念2024の最終追い切り評価を書いていきます。
2024年6月2日(日曜)に東京競馬場で行われる1,600メートル(芝・左)のG1。
1人気予想は前哨戦のマイラーズカップを快勝、モレイラ騎乗のソウルラッシュ、2人気予想は去年の安田記念2着のセリフォス、
3人気予想はマイルチャンピオンシップの勝ち馬ナミュール、4人気予想は香港最強馬の一頭ロマンチックウォリアー、5人気予想はダービー卿チャレンジトロフィーの勝ち馬パラレルヴィジョン。
安田記念の予想など、今週の勝負レース予想はnoteで公開しています。
先ほど行われた東海優駿がドえらい事になりましたが、先週も地方は4戦3勝、
そして中央でも日本ダービーの揺るぎない本命◎シンエンペラーで一発と、土日共に連勝とどこもかしこも完全に己のターンですので、こちらの安田記念も勢いそのままにしっかりと仕留めてやりたい。
✔この記事を書いた人
ブログ予想開始初週の中山記念で3連単【31万馬券】を的中させ、その後NHKマイルで【29万馬券】、18年の共同通信杯で【56万馬券】、22年のプリンシパルステークスで3連複【30万馬券】3連単【140万馬券】を的中させた管理人、ゆうちゃりすの競馬ブログ
安田記念最終追い切り
ソウルラッシュ
坂路単走での調整。
先週水口騎手を背にCウッドコースでの併せ馬で負荷をかけられていたという事もあり、今週は馬なりでの楽な内容ではあるが、豪快なフットワークで4ハロン53秒1-12秒1とまずまずの時計をマークするなど、調子は非常に良さそう。
最後の手応え、息遣いを見ても確実に調子は上向いており、前走を使われて内面も活性化したとなれば今年は待望のG1制覇に期待が持てそう。
評価【A】
セリフォス
最終追い切りは中内田師を背にしての坂路単走。
こちらも先週の追い切りでほぼ仕上がっていたが、今週も4ハロン56秒9-12秒7をマークし、楽な手応えでフィニッシュとまずまずの追い切りを消化。
相変わらず太い頸差しを活かした豪快なフットワークからくる力強い脚捌きは素晴らしく、引き締まった馬体やトモを見る限りやはり前走時の出来とは比べ物にならないぐらい調子を上げてきた、文句なしの仕上がりと思っていいのでは。
評価【A】
ナミュール
坂路単走での調整。
前走のダメージは気になるが、馬なりで4ハロン56秒0-11秒9をマークするなど、ダメージどころか上積みすら感じる、素軽い動きを披露。
ただ、追い切りでもエンジンのかかりが遅く、徐々に加速していったように、今回もスタート、ゲートの不安を抱えている馬になるので、どちらかといえばこの癖を出してしまった点がどうかという内容になる。
評価【B】
パラレルヴィジョン
美浦ウッドでの3頭併せ。
前半から気合いの入った動きが目立っていたが、直線内から馬なりで加速し、相手2頭を軽く捻って豪快に弾けた内容を見ると久々の影響はほぼないと思ってよさそう。
6ハロン85秒8-11秒4と時計も申し分ないが、先週に続いて馬体がちょっと細く感じる点は不安材料になるので、先日の日本ダービーでやりすぎと指摘したシックスペンス同様にこの調整、追い切りメニューはどうか。
ただ、動いたといえば動いた部類には入るので、この馬に関しては少し評価が難しい。
評価【C】
【安田記念2024予想オッズ】1週前追い切り・調教評価・今年は香港の中距離路線最強馬ロマンチックウォリアー、香港のマイルG1を何度も好走しているヴォイッジバブルなども出走!
ステラヴェローチェ
坂路での単走。
前半から気合いの入った活気のある動きが目に付いていた先週に続き、今週も脚の回転の速さに比例した俊敏さを感じる動きが目に付いている追い切り。
ほぼ馬なりでの調整ではあるが、4ハロン53秒7-12秒3を楽にマークするなど、調子は非常に良さそうで、馬体の張りも戻りつつあるとなれば完全に立て直しには成功出来たと思っていいのでは。
評価【A】
ウインカーネリアン
三浦騎手を背に美浦ウッドでの単走。
好時計をマークした先週に続き、今週も馬なりで6ハロン85秒3-11秒7をマークするなど、しっかりと負荷もかけてくる、意欲的な追い切りを消化。
気になる毛艶や馬体の張りもしっかりと改善されており、頸を上手く使った力強い動きと最後の最後まで前に出ようとする姿勢からすると重い馬場を走ったダメージは抜けていると思っていいので、この出来なら一撃が出ても驚けないが…。
評価【A】
ガイアフォース
長岡騎手を背にしての坂路での単走。
先週は全体的に硬さのある、最後の息遣い、最後の手応えもイマイチの追い切りではあったが、今週はその硬さが改善された事もあり、素軽い脚捌きと弾むようなフォームが目に付いている。
先週負荷をかけられているという事もあって今週は馬なりでの調整ではあるが、
4ハロン53秒0-12秒5を計時し、リズム良く駆け抜けていく姿を見るとギアをもう一段階上げてきたような内容に見えるので、この出来なら久々でも怖さが先行する形となるだろう。
評価【B】
フィアスプライド
美浦ウッドでの2頭併せ。
前半は相手を追いかける形で入り、直線内から馬体を併せるとそこでビシッと負荷をかけられ併入。
決してド派手な内容ではなかったが、6ハロン83秒9-11秒8と時計もしっかりと出せており、勝負所での弾むようなフットワークを見ると前走から出来が落ちたという印象は受けないので、高いレベルで出来は安定していると思っていい。
評価【B】
ロマンチックウォリアー
調教助手を背にしての調整。
香港馬2頭に関しては調教内容というよりもキャンターでの脚捌き、動きが重要になるが、若干前は硬いものの、身体の使い方はまずまずで、脚の回転の速さと馬体の柔軟性を見ると日本の芝への適性はおそらく問題はない。
ただ、ひばらやトモを見るとちょっと細いというか、張りを感じられない点は気になる材料でもあるので、若干環境の変化に戸惑っているような気も…。
評価【C】
ヴォイッジバブル
こちらも調教助手を背にしての調整。
軽い脚捌き、広い可動域を活かした余裕のある動きを見るとこちらは環境の変化に問題なく対応しているような馬で、最後の最後までリラックスして走れている事が一番評価出来るポイントでもある。
こちらも馬体は少し寂しい気もするが、それでも枯れているという印象は受けないので、このまま上手く調整が進めばロマンチックウォリアーよりもこちらが前に来る、という結果が見られても驚けない。
※30日にもう一本残しているとの事。
評価【B】
最後に追い切り注目馬をあげておきます。
馬名はこちら→ 最強ブログランキングへ
オークスではステレンボッシュ、そして先週の日本ダービーでは7人気のシンエンペラーを注目馬として指名。
今週もG1とだけあってなかなかハイレベルな追い切りとなったが、追い切り通りであればこの馬がきっちりと好走してきそう。
安田記念の予想など、今週の勝負レース予想はnoteで公開しています。