改めましておはようございます。
続いて土曜の東京メイン、アルテミスステークスに出走を予定しているアズマヘリテージ、アフランシール、ウインゼノビア、エールヴォア、グレイシア、サムシングジャスト、ミディオーサ、ミリオンドリームズの最終追い切りに関する記事を。
アルテミスステークス最終追い切り
アズマヘリテージ
とにかく集中力に欠ける走りで真面目に走れていない。脚もバタバタになっており、調教とはいえ、レースが少し心配になる動き。リズムも悪く、馬体の張りもイマイチと言える。
アフランシール
動きが大きくこの産駒らしく可動域が広い。ただ、動きが大きい割にはあまり伸びには繋がっておらず、スピード感に欠けるような走りと言える。手応えが余裕だったとはいえ、ここまで伸びない動きを評価する訳にはいかない。それでも馬体の張りや脚裁きは目立っており、最後まで調教パートナーに食い下がった事は評価したい。
ウインゼノビア
非常にキビキビとした動きではあるが、その動きと伸びが比例しない。馬体に硬さもあり、身体を使えていない走りには幼さを感じてしまうも、脚の回転は速く、乗った時のスピードは上々と言える。まだ成長途上という事で動きから減点はしないが、推せるポイントは見当たらず。
エールヴォア
フォームは美しく、身体の使い方も非常に上手い。地面を蹴る力も強く、乗った時のスピードも速い。可動域、脚の回転の速さ、馬体の張りとどこにも悪い点が見当たらず、これだけ自分のリズムを崩す事なく走れていれば調子は相当良いとみる。
グレイシア
力強い走りでフォームも美しかった。馬体以上に馬を大きく見せており、肩甲骨のラインが邪魔をして多少硬く見えるが、脚はよく伸びた。回転こそそこまで速いとは言えないが、脚裁きに鈍さはなく、頸とのリズムも合っているので調子は良いとみる。力は出し切れる仕上がり。
サムシングジャスト
かなり癖が強い馬ではあるが、動きはなんとか安定している。まだまだ力強さに欠けてしまう走りではあるが、ちぐはぐになりながらも最後までしっかりと走りきった。頭の高さや頸の使い方も微妙ではあるものの、幼さの残る中でこれだけ走る事が出来れば十分か。
ミディオーサ
脚と頸のリズムこそ良いとは言えないが、脚はしっかりと上がっており、可動域も広く走りは安定していた。負荷がかかっている割には伸びはイマイチのように思えるも、手応えにはまだまだ余裕があるので大きく割り引く事はしない。硬さもなく、飛節も良く伸びているので悪い印象は受けない。
ミリオンドリームズ
動きとしては大きく目立つ事はないが、かと言って減点するポイントも見当たらず。伸びこそ平凡ではあるが、仕掛けられた時の反応は良く、手応えも終始楽だったので、強く追えば弾けた可能性も。ひばらのライン、トモを見てもしっかりと馬は出来ており、まだまだ成長途上ではあるが、現時点でこれ以上求めるのは酷か。
最後に追い切りでの注目馬をあげておきます。
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