おはようございます。
昨日のメルボルンカップはさっぱりの結果に。本命馬が故障した馬が下がってきた時に大きな不利を受けてしまい、最後も直線では全く追わずと競馬になりませんでした。それでもこれが競馬。不利を受けて腹が立つ以前に、故障してしまった馬の命が助からなかった事に心が痛みます。
自分も過去に出資馬が直線で故障してしまい、命を落としてしまったという経験があるので、レース中の故障は本当にみていてキツイです。無事にデビューして無事に引退する事がどれだけ難しい事か、改めて知らされたレースでもありました…。
では暗い話はこれぐらいにして、本日は日曜の京都メイン、エリザベス女王杯に出走を予定しているアドマイヤリード、カンタービレ、キンショーユキヒメ、クロコスミア、フロンテアクイーン、ミスパンテール、レッドジェノヴァ、ワンブレスアウェイの一週前追い切りの記事を。
福島記念や武蔵野ステークスの馬体診断の記事でも書こうかと思いましたが、前回がかなり中途半端だったので、残りの馬の一週前追い切りの記事を書くことにしました。
最終追い切りの記事はどこまで書けるかわかりませんが、一応4つある重賞の有力馬と追い切り注目馬の分は全て更新する予定です。
エリザベス女王杯一週前追い切り
アドマイヤリード
頭が高いが頸は使えており、脚とのリズムも悪くはない。以前みられた硬さもある程度解消されており、追われた時の反応もまずまずで、エンジンがかかってからの伸びはここ最近の動きの中では一番良く見えた。やや癖がある動きなのであまり過信は出来ないが、少なくとも調子が悪い事はないだろう。
カンタービレ
重心のブレが目立つ動きで、脚や頸のリズムも良いとは言えない。それでも粗いなりに身体は使えており、脚捌きや回転の速さをみても前走から極端に出来落ちした様子は感じられない。
何より負荷をしっかりとかけられた追い切りで、乗り役が追えばそれにしっかりと反応する仕草をみせた点はプラスだろう。馬体の張りも上々。
キンショーユキヒメ
非常に動きが大きく、力強い。かなり負荷をかけられた追い切りではあるが、最後まで脚は使い切れており、フォームが大きく乱れる事もなかった。ただ、調教パートナーとの手応えの差は歴然で、相手がかなり楽に駆けている事に対してこちらは一杯。
反応がやや鈍い点も気になるので、この辺りは衰えではないだろうか。調子は悪くなさそうではあるが、活気に欠ける動きなので特に大きく推せるポイントもない。
クロコスミア
終始脚がバラバラで、舌を出しながら走っている点はこの馬の内面を考えると大きく割り引く必要がある。全体的に線も細く、地面を蹴る力も弱い。良く言えば脚捌きには軽さがあるが、これは軽いと言うより薄いという表現が正しく、とにかく真面目に走れていないので動きどうこうというレベルではない。最終追い切りでいかに集中して走れるか。
フロンテアクイーン
頭の位置やフォームに乱れがなく、身体もしっかりと使えている。特に何かに特化したような動きではないが、欠点という欠点がなく、良い意味で平凡な追い切りだったと言える。手応えにも余裕があるので、最終追い切りである程度負荷がかかれば意外と面白いかも。
ミスパンテール
3走前の動きが抜群だった馬ではあるが、今回はその時の動きに近付いた。途中、少しリズムを崩す場面がみられるが、すぐに立て直して最後まで真っ直ぐ集中して走りきった。
可動域も広く、身体をしっかり使えている点からして調子は間違いなく上向いているだろう。ここに素軽さが出れば完璧。ただ、馬体はいくらか緩さがあるので、このひと追いで引き締まれば。
レッドジェノヴァ
やや頭の高さが目につくが、頸は使えており、脚とのリズムもしっかり取れているので、ここは大きく割り引く必要はなさげ。手応え以上に馬の反応が良く、追われてからエンジンがかかるまでの速さも抜群。
負荷がある程度かかっている割には馬が余裕で走っており、強く追えば弾け方も大きく変わったのでは。馬体の張り、可動域、脚捌きとどこを見ても隙がなく、動きからすると完全に本格化した印象を受ける。まず好調だろう。
ワンブレスアウェイ
舌を出して集中出来ていない点が目に付くも、とにかく動きが豪快でパワフル。身体の使い方が上手く、可動域の広さや地面を蹴る力強さを考えると出来はなかなかのもので、追われた時の反応、乗った時のスピードも抜群だった。
やはり終始集中力に欠けている点は割り引く必要はあるが、単純な動きだけで見ると減点材料は見当たらず、ここ2.3走の動きと比較すると出来は間違いなく上向いていると言える。
最後に一週前追い切りでの注目馬をあげておきます。
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こちらの評価は月曜にあげた3頭を加えての評価となります。その中でもこの馬はダントツで良く見えた。最終追い切りが非常に楽しみな1頭と言えるでしょう。
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<第43回 エリザベス女王杯>
アーモンドアイ不在で
浮上する穴馬とは!?
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3冠馬アーモンドアイはジャパンCに参戦のため不在で混戦模様のエリザベス女王杯。3歳馬VS古馬勢の戦いとなるが、過去10年の成績では、3歳馬(4勝)、4歳馬(4勝)、5歳馬(2勝)となっており古馬勢が一歩リードしている。
過去10年、1人気で勝ち上がったのは11年スノーフェアリーのみ。人気馬の成績では、1人気[1.4.2.3]、2人気[1.2.2.5]、3人気[2.0.1.7]と人気馬が総崩れするケースはないが、16年は12人気シングウイズジョイが2着し3連単では15万馬券、09年には11人気クイーンスプマンテが1着、2着にも12人気テイエムプリキュアが入り馬連10万馬券、3連単150万馬券の特大馬券が出ているように大波乱になるケースもある。
ステップレースでは秋華賞組(3勝)、府中牝馬S(2勝)、オールカマー(2勝)、京都大賞典(1勝)となっている。3歳馬は秋華賞、古馬は府中牝馬Sからのローテが主流となっているが、オールカマー組からの優勝馬が2頭出ているように牡馬混合戦を戦って来た出走馬にも注目。
3歳馬VS古馬勢の戦いとなるエリザベス女王杯。秋華賞上位組からミッキーチャーム(2着)、カンタービレ(3着)、紫苑Sを勝ったノームコアなど3歳馬3頭がスタンバイ。古馬勢からは昨年の覇者モズカッチャン、昨年のヴィクトリアMを勝ったアドマイヤリードやリスグラシュー、ミスパンテール、スマートレイアーが参戦。
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