エリザベス女王杯2023の1週前追い切り評価や過去などについて書いていきます。
2023年11月12日（日曜）に京都競馬場で行われる2,200メートル（芝・右 外）のG1レース。
去年のエリザベス女王杯の勝ち馬ジェラルディーナ、府中牝馬ステークスを勝利した母ヴィルシーナのディヴィーナ、
秋華賞3着の実力馬ハーパー、ローズステークス2着のブレイディヴェーグ、目黒記念3着のサリエラなどが出走。
今週の勝負レースの予想はnoteで公開しています。
エリザベス女王杯がやってくると◎ステラリア事件を思い出しますが、今年はその◎ステラリア事件の良い意味での再現を狙えそうな年ですので、後は中間の追い切りや天候、枠順に恵まれる事を祈るのみ。
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エリザベス女王杯追い切り・過去他
✔有力馬追い切り評価
ジェラルディーナ
1週前は単走で軽く流す程度の内容、追い切り。
以前の動きや馬体と比較すると全体的に線が細く、身体の使い方もイマイチのように感じるものの、力強さや可動域の広さを見る限り極端に衰えたという印象は受けないので、少なくとも終わった馬ではなさそう。
更に久々を使われた事で内面が活性化した事もあり、勝負所での反応や行きっぷりにも大きな違いを感じられるので、後はもう少し馬体と動きに良い意味での威圧感が戻れば力は出し切ってきそう。
ディヴィーナ
一時期は低調が続いた事もあって終わった馬かと思ったものの、2度成長するモーリス産駒らしく、年を重ねてひと皮剥けた事もあり、動きにも力強さを増したような追い切りとなっている。
ただ、この産駒の割には線が細く、トモのラインの寂しさを見ると前走からの過度な上積みには期待は持てそうにないので、最終追い切りでの立て直しに期待したい一頭。
更に勝負所では少しちぐはぐな動きになってしまったので、最後の一本までにそれなりの課題を残してしまった点も頭に入れておきたい。
ハーパー
1週前は坂路での単走。
可動域の広さを見ると本格化するのはもう少し先の馬っぽいが、それでも身体全体を使ったダイナミックなフォームが目に付いている追い切り。
それでも1週前追い切りとだけあって勝負所でスッと加速し、馬なりで突っ走った前走の最終追い切りの内容と比較するとまだまだ足りない印象も、前走である程度仕上げてきた割にはまだまだ馬体にも余裕を感じるので、最終追い切りの内容次第では案外前走以上の出来に持って来れるかも。
ルージュエヴァイユ
1週前から併せ馬で負荷をかけてくる意欲的な追い切りを消化。
無駄のないフォーム、軽い脚捌きを見るとこちらも前走で見せ場をつくったダメージはほぼなさそうではあるが、毛艶や馬体の張りを見ると上積みという点には少々疑問が残る。
一応勝負所での手応えや最後の息遣いを見ると極端な出来落ちという事はなさそうなので、最終追い切りである程度身が入るなら、という内容ではあるものの、久々の競馬を使われた後の馬という事を考えるとやはり現状期待よりも不安が先行する形となる。
ブレイディヴェーグ
ラストの伸びは圧巻の一言で、脚もとの関係もあるにしろ、ほぼ大人の事情で秋華賞をスキップしてきた馬とだけあって動き、状態は抜群に良く見える一頭。
柔軟性のある馬体とその馬体を大きく使った迫力のある動き、力強い脚捌きはとても牝馬とは思えず、大きなトモと飛節を活かしてドカドカと走る姿を見る限りレコード決着の中で好走した反動に関しては皆無と思っていいのでは。
ただ、これでもまだまだひばらのラインには余裕を感じるので、このひと追いで馬体が締まれば軽さも増してくるとみた。
【エリザベス女王杯2023展望】最終追い切り評価・今回抜群の動きを見せたのはアノ人気薄！
✔過去成績
1人気は過去10年でラッキーライラックの1勝のみと信頼度が極端に低く、毎年のように下位人気の馬が上位に食い込んでくるレース。
年齢は4歳馬が7勝と数字上では圧倒的な成績を残すが、出走頭数を考えると3歳馬の成績も決して悪くはない。
逆に6歳以上で馬券に絡んだのはクロコスミアの1頭のみと、基本的に高齢馬の出番はないレース。
なお、逃げた馬で馬券に絡んだのもクロコスミア（2年連続）の1頭のみで、上り最速の脚を使った馬は勝率42.9%、連対率50%、複勝率71.4%と、中段から速い上りを使える馬が中心のレースになる。
こちらは京都でレースが行われた過去7年のデータ。
内枠の馬がやや抜けた成績を残しており、1～3枠を引き当てた馬の期待値が高いレース。
✔予想オッズ
1 ブレイディヴェーグ 2.9
2 ハーパー 4.1
3 ディヴィーナ 9.1
4 ジェラルディーナ 9.5
5 サリエラ 11.0
注目ポイント・注目馬
3～5歳馬中心！
先ほども触れた通り、過去5年で馬券に絡んだ15頭中、14頭は3～5歳馬で、6歳以上で馬券に絡んだのは19年のクロコスミア（牝6）一頭のみ。
過去10年に広げても19年のクロコスミア一頭のみという圧倒的に若い馬が強いレースなので、基本的には若い馬が圧倒的に有利なレースと思っておきたい。
リピーター強し！
ひと癖あるコースとだけあって近年もミッキークイーン、モズカッチャン、クロコスミア、ラッキーライラック、ラヴズオンリーユーとこれだけの馬が数回馬券に絡んでいる、リピーターが強いレース。
前走府中牝馬ステークス組！
過去5年で馬券に絡んだ15中7頭が前走府中牝馬ステークス組。
ひと昔前まではこのローテは直結しなかったが、レインボーダリアが勝利して以降、勝ち馬もこのローテから出る事が多くなった。
過去10年に広げても毎年のように馬券に絡む馬が出ているので、今年も人気はなくとも前走府中牝馬ステークス組には注意しておく必要があるだろう。
最後に今年の注目馬をあげておきます。
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ローテ、調整過程からすると今年最も勝利に近いのは本馬という事になるのでは。
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先日実際に提供した予想、買い目
10月15日（日）
テレビ静岡賞 ダ1400ｍ
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1着 11
2着 6，7，9
3着 4，6，7，9，14
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買い目合計 12点
推奨購入馬券代 400円
計 4,800円
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払い戻し金 1,078,680円
