エルムステークス2023の一週前追い切りや過去などについて書いていきます。
2023年8月6日（日曜）に札幌競馬場で行われる1,700メートル（ダート・右）のGⅢレース。
北海道のダートを2連勝中と勢いに乗るペプチドナイル、宝塚記念除外明け、久々の実戦、初ダートのオーソリティ、ユニコーンステークス2着のセキフウ、地方からの出戻りして以降、3連勝でオープン入りしたワールドタキオンなどが出走予定。
今週の勝負レースの予想はnoteで公開しています。
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エルムステークス過去・追い切り他
【有力馬追い切り】
オーソリティ
さすがの実力馬とだけあって前半の行きっぷりは素晴らしく、フォームの安定感や脚捌きの力強さかなり見栄えしている。
ただ、直線でもそのまま一気に弾けるかと思ったものの、相手と馬体を併せてからは案外スイッチが入らず、逆にほぼ馬なりの相手に先着を許してしまういかにもな追い切りとなってしまった。
それでも馬体がまだまだ緩い点、これがかなり久々の実戦という事を考えると相当動けている部類には入るので、最終追い切りまでにある程度馬体が引き締まれば走れる態勢は整いそう。
ゲンパチルシファー
時計、動き共にド派手という追い切りではなかったが、頸差しのラインが硬い割にはフォームは適度に沈んでおり、いつも以上に身体を大きく使い、一生懸命前に出ようとする姿を見ると久々にこの馬らしい動きが戻った印象を受ける。
さすがに全盛期の出来、馬体との比較になると物足りなさは残るが、それでもやっと立て直しに成功出来たという動き、追い切りと言えるので、この出来なら案外面白さを感じる一頭と言えるのでは。
タイセイサムソン
動きは小さく力強さは全く感じられないが、その割には素軽い軽快な動きが目立つ追い切りだったので、この馬なりには走れている追い切りと判断するのが正解か。
ただ、大きな身体を全く活かす動きではなかったという点からすると馬がまだ本気になっていないという事になるので、最終追い切りに向けてはある程度課題は残しての追い切りになるか。
ベレヌス
フォームに多少の硬さはあるが、頸の使い方や脚捌きのスムーズさなどには違和感を感じず、身体を大きく使って悠々と楽に走れている点は高く評価しておきたい。
馬体の張りを見るとまだまだ仕上がり途上といった感じも、久々の割には内面にスイッチも入っている印象を受けるので、このぐらいのレベルのレースであればこのぐらいの仕上がりで十分か。
ただ、いつも以上に気合いが入りすぎている（逆に時計も出すぎている）＝当日の気配は少し心配になるので、極端な馬体重の増減には気をつけておきたい。
ペイシャエス
頸やフォームの硬さは気になるが、脚の回転は非常に速く、エンジンがかかってからのスイッチが入るとそこから一気に弾け、届かないと思った位置からきっちりと調教パートナーを捉えてフィニッシュ。
これでもまだ馬体を持て余したような動きではあるが、特別太いという感じは全くしないので、一応力は出せる出来にはあると思っていいのでは。
おそらく一週前の段階でこれだけ負荷をかけられていれば当日までに馬体も引き締まってくる事が予想される。
ワールドタキオン
相手が明らかにこちらを意識しての併せ馬だったので、その点の割り引きだけは必要になってしまうが、それでも馬体を最後の最後までビシッと併せ、前半から長く負荷をかけてきたという事はそれだけここを目標に仕上げてきたという追い切りになるので、最終追い切りでもう少しリラックス出来て走る事が出来れば完璧か。
【過去5年成績】
18年
ハイランドピーク 牡4 2人気
ドリームキラリ 牡6 3人気
ミツバ 牡6 1人気
19年
モズアトラクション 牡5 2人気
ハイランドピーク 牡5 10人気
サトノティターン 牡6 4人気
20年
タイムフライヤー 牡5 1人気
ウェスタールンド セ8 2人気
アナザートゥルース セ6 5人気
21年
スワーヴアラミス 牡6 4人気
オメガレインボー 牡5 7人気
ロードブレス 牡5 11人気
22年
フルデプスリーダー 牡5 9人気
ウェルドーン 牝4 6人気
オメガレインボー 牡6 2人気
1.1.0.3と1人気の成績は微妙で、レパードステークス同様に毎年下位人気の馬が馬券に絡んでくる難解レース。
近2年はなかなかの波乱決着となっているレースになるので、今年も例年通りであれば波乱前提で馬券を組み立てるのが面白い。
【過去5年前走】
18年
マリーンS 2
プロキオンS 6
マーキュリーC 1
19年
マリーンS 2
大沼S 6
平安S 9
20年
マリーンS 1
アンタレスS 1
アンタレスS 2
21年
マリーンS 1
マリーンS 2
平安S 13
22年
マリーンS 1
マリーンS 2
マリーンS 4
前走マリーンステークス組の期待値が高く、該当馬が5年全ての年で馬券圏内。
ただ、平安ステークス、アンタレスステークス組の活躍もそれなりに目立つので、この3レースが一応の王道ローテと思っておきたい。
【予想オッズ】
1 ペプチドナイル 4.0
2 セキフウ 7.0
3 オーソリティ 8.2
4 タイセイサムソン 9.0
5 ワールドタキオン 10.7
✔出走馬見解
ペプチドナイル
現在函館の1700ｍ戦を2連勝中と勢いのある一頭。
北海道のダート、1700ｍへの適性の高さ、崩れにくい先行脚質とここも大きく嫌う材料は見当たらないが、今年は例年以上に速い馬が揃った印象を受けるので、さすがにここ2走のような楽に先行して直線で他馬を振り切るような競馬は出来そうにないが果たして…。
セキフウ
勝ち切る事は出来ていないが、こちらも現在函館の1700ｍ戦を2戦連続好走している、北海道のダートとの相性が良い馬。
極端すぎる位置取りからレース運びをする形になると大きく差し損ねてしまう可能性もあるが、ある程度の位置で流れに乗れば展開ひとつで直線一気の競馬が見られても驚けない。
オーソリティ
ダートは初、それも1年以上の休み明けでの出走と未知な部分は非常に多いが、追い切りの動きを見る限りそれなりに走れる態勢は整った印象を受けるので、力を出せる出来であれば能力だけである程度の不利はカバーしてくる可能性が高そうな気も。
血統は勿論だが、力のいる芝も苦にしないタイプであればダートは逆に合う可能性すら考えられる。
ワールドタキオン
地方から出戻りし、中央で3連勝、それもどのレースも圧勝と、数字上での勢いならメンバートップクラスの存在。
福島のダート1700ｍ戦を圧勝した経験がある点からすると今回の条件もまずマイナスに転ぶ事はないので、後は他馬との力差が大きなポイントになってくるか。
最後に今年の注目馬をあげておきます。
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あらゆる条件が好転する今回は人気以上の結果に期待が持てそうな一頭。
去年は◎フルデプスリーダーからド本線で3連単をハメた例のレースになりますので、今年も気負う事なく淡々と連勝を狙いたい。
今週の勝負レースの予想はnoteで公開しています。
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7/22 福島12Ｒ 2万1760円的中
7/16 福島12Ｒ 2万8120円的中
7/9 函館７Ｒ 2万0700円的中
7/8 中京７Ｒ 1万1420円的中
7/2 福島７Ｒ 3万1570円的中
7/1 福島12Ｒ 1万3620円的中
6/25 阪神10Ｒ 2万4170円的中
6/18 ﾏｰﾒｲﾄﾞＳ 2万7910円的中
6/17 阪神６Ｒ 2万1860円的中
6/11 阪神７Ｒ 13万7330円的中
