おはようございます。
本日は日曜の東京メイン、フローラステークスに出走を予定しているウィクトーリア、ウインゼノビア、エアジーン、エトワール、シャドウディーヴァの一週前追い切りに関する記事を。
なお、本日船橋で行われるマリーンカップの予想に関しては昨日既に更新しております。
その他週末の重賞に関する記事はこちら。
⇒【マイラーズカップ2019予想オッズ】一週前追い切り・調教評価
まずは本題の前にこちらのレースの予想オッズから。
予想オッズ
1 ウィクトーリア 3.4
2 シャドウディーヴァ 4.4
3 フェアリーポルカ 4.8
4 エアジーン 5.3
5 ジョディー 8.9
1人気は良血馬ウィクトーリア。初戦や前走でみせたパフォーマンスからしても重賞で足りるレベルの馬なのは間違いないので、後は馬がどこまで成長しているか。続いて前走重賞で見せ場をつくったシャドウディーヴァ、牡馬相手に好走しているフェアリーポルカなどが上位人気に支持される事になるのでは。
フローラステークス一週前追い切り
ウィクトーリア
もともとデビュー前から注目していた1頭で、同期のヴィクトワールピサ産駒の中でもトップクラスの馬体、動きを披露していた馬。ただ、全体的に線が細く、頼りない面がみられたのも事実で、2歳の頃はその馬体や幼さが足を引っ張っていた印象を強く受けた。
動きに関しては相変わらず素軽く、脚捌きも非常にスムーズで全体的に軽快な動きが目に付いたが、それ以上に驚いたのは馬体の張り。思い切って休ませた事で肩に大きな筋肉が付いており、筋肉量が豊富な割には脚もよく前へ出せている。
トモはまだまだ甘さが残っているが、それでも以前の馬体と比較すると比べ物にならないぐらい成長しており、やはり内に秘める素質や持っているものは素晴らしいと感じてしまう。エンジンがかかってからの伸び、スピードもなかなかのもので、しっかりと負荷をかけられていた点にも好感が持てた。
ウインゼノビア
通ったコースを考えると高い評価は出来ないが、長く追われても最後まで脚があがらなかった点や自分のリズムを崩す事なく走り切った点はそれなりに評価しておきたいポイント。
牝馬らしい線の細さがあり、この産駒らしい甘さもみられるが、馬体が幼いなりにしっかりとバランスは取れており、現時点で出せるものは全て出すといった感じの動きではある。
筋肉量からしてパワーには大きく欠ける走りではあるが、乗ってからのスピードはなかなかのもので、何よりスタミナが豊富な点がいかにも距離延期向きと言えるタイプ。当然この舞台なら怖さがある馬で、大きな変わり身があるならこのタイミングではないだろうか。
エアジーン
少し頭が高く走るバランスは良いとは言えないが、気性が表に出ている事も影響しているので、これはこれとして捉えておく。牝馬にしては少し硬く脂肪が少ない馬体だが、一応身体は使えた走り。
スピード、スタミナどちらも兼ね備えたタイプではあるが、胸の広さや胴の詰まり具合からすると2000m以上の距離になるとどうかという感じもするが、逆に胸の広さや硬さを考えると広いコース向きの馬と言えるだけに、東京コース替わりはおそらく歓迎だろう。
エトワール
3頭併せの真ん中で負荷をかける追い切り。ただ、頭の位置がブレており、脚を出すリズムと上手く噛み合わない場面も多々みられた。同じハービンジャー産駒であるエアジーンよりは馬体にゆとりがあって柔らかみも感じる走りとなっているが、追ってもこれといって反応がなく、外の調教パートナーに楽に先着を許してしまった。今週はこれといって目立つような追い切りではなかった。
シャドウディーヴァ
馬体重以上に雄大で大きなフォームが目についており、可動域の広さがいかにもハーツクライ産駒という感じ。完成までにはもう少し時間がかかると思うが、現時点でも動きだけならそれなりに目立つ存在で、ある程度馬体が引き締まれば身体もそれなりに見栄えするタイプだろう。
追われた時の反応は鈍いが、エンジンがかかってからの伸びは抜群で、調教パートナーを並ぶ間も無く交わして前へ出た点は高く評価しておきたい。距離は延びてこそのタイプなので、ここで権利が取れれば本番でも楽しめそうな馬ではないだろうか。
最後にフローラステークスの注目馬をあげておきます。
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<第54回 フローラS>
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