おはようございます。
本日は今週末香港のシャティン競馬場で行われる香港ヴァーズ、香港カップ、香港マイルに出走を予定している日本馬、リスグラシュー、サングレーザー、ステファノス、ヴィブロス、ペルシアンナイト、モズアスコットの一週前追い切りに関する記事を。
日本馬は計9頭が出走を予定。
香港ヴァーズ(芝2400m)
クロコスミア(牝5)
リスグラシュー(牝4)
予想オッズ
ヴァルトガイスト 4.5
ミラージュダンサー 6
エグザルタント 6.5
リスグラシュー 7
カプリ 10
香港スプリント(芝1200m)
ファインニードル(牡5)
予想オッズ
ホットキングプローン 2.9
ミスタースタニング 4
ビートザクロック 6.8
ファインニードル 7
アイビクトリー 8
香港マイル(芝1600m)
ヴィブロス(牝5)
ペルシアンナイト(牡4)
モズアスコット(牡4)
予想オッズ
ビューティージェネレーション 2.3
ペルシアンナイト 5
モズアスコット 6.5
サウザンレジェンド 9
ビューティーオンリー 12
香港カップ(芝2000m)
サングレーザー(牡4)
ステファノス(牡7)
ディアドラ(牝4)
予想オッズ
ワーザー 3.8
サングレーザー 4
ディアドラ 4.3
タイムワープ 7
ゴールドマウント 11
香港国際競争一週前追い切り
リスグラシュー
フォームは決して美しいとは言えないが、この馬はいつもこんな感じなので癖の一つとして考えておきたい。頸と脚のリズムはしっかりと取れており、身体もまずまず使えた動き。可動域も広く、適度に柔らかさもある。
脚の回転の速さに多少物足りなさは残るも、G1を勝った後の一週前追い切りなら十分すぎる内容では。前走を使ったダメージは感じられない動きなので、後はこの状態を香港でキープ出来るかどうか。現時点で線の細さは感じられない。
サングレーザー
こちらは一週前からしっかりと負荷をかけてくる強気な調整。フォームは豪快で脚捌きは非常にパワフルで力強かった。一定のリズムで安定して駆けており、後にダメージの残る馬が多かった天皇賞を使っていたとは思えないほど軽快な動きを披露した。
追われた時の反応も良く、最後は手応え以上によく伸びた。ひばらのラインがやや寂しいが、トモはしっかりと張っているので前走から調子落ちという事はなさそう。
ステファノス
頭の高さやリズムは安定しているが、手応えの割には馬が動いていない印象で、追われた時の反応も鈍い。最後も伸びそうなところで伸びきれなかったので、この辺りは衰えが影響しているのでは。馬体をみると多少余裕を残しているように思えるので、最終追い切りで負荷をかけてくるパターンかも。
ヴィブロス
軽い調整のような追い切りなので評価は出来ないが、走りには安定感がある。内面が強く主張していない点にも好感が持てるので、おそらくこの辺りを考慮しての追い切りなのだろう。線の細さは相変わらずも、馬体の張りは十分。
ペルシアンナイト
これはかなり動いた。非常に安定した走りでフォームは抜群。入りからある程度スイッチは入っているが、加速した時のスピードはなかなかのもので、これだけ綺麗に脚を出せる馬が調子が悪い訳がない。
この馬の大きな欠点、課題でもある身体の硬さに関しても現時点ではほぼ感じられないので、使って馬が活性化した今であれば、香港馬が相手でも好勝負に持ち込める可能性は十分では。
モズアスコット
自分のリズムを崩す事なく楽に、軽快に走れており、フォームも最後まで安定していた。気持ち身体は硬い感じがするも、脚捌きなどには大きな影響はない。
ただ、前走時との動きと比較するとパワフルさには欠ける印象で、身体の硬さが影響してか、全体的にこじんまりとした動きに見えてしまう点は割り引く必要がありそう。内面はいい意味で表に出ていないので、最終追い切りでここを出してきてどこまで馬が変わるか。
最後に香港国際競争での注目日本馬をあげておきます。
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