富士ステークス2023の最終追い切り評価や過去などについて書いていきます。
2023年10月21日（土曜）に東京競馬場で行われる1,600メートル（芝・左）のG2レース。
オークス、秋華賞で馬券に絡み、東京コースを得意とするナミュール、京王杯スプリングカップの勝ち馬レッドモンレーヴ、NKHマイルカップの勝ち馬シャンパンカラー、
ドバイ以来久々の実戦となるステラヴェローチェ、去年の東京新聞杯の勝ち馬イルーシヴパンサーなどが出走。
今週の勝負レースの予想はnoteで公開しています。
今日は園田で兵庫ゴールドカップが行われるので当初はそちらの予想も公開する予定でしたが、週末の中央で数を打ちたいので、地方の予想は見送る事にします。
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富士ステークス最終追い切り・過去他
✔有力馬追い切り評価
イルーシヴパンサー
頸差しが太いという事もあってフォームは沈まないが、久々でも身体の使い方は上手く、全体的な走りに全く違和感は感じない。
前半は少しもたつくものの、勝負所でスイッチが入ると一気に加速し、綺麗な尻上がりラップを刻んだが、良い頃の出来と比較しても勝負所での反応などには大きな違いは感じられないので、前哨戦としての仕上がりと思えば十分な出来と言えるのでは。
評価【A】
ステラヴェローチェ
前を行く馬を追いかけ、追っても追っても捕まえる事が出来なかった先週の動き、追い切りに続き、今週もまだまだ身体を持て余すような重苦しい動きが目に付いている。
馬体も明らかに太く、ゆるゆるなトモを見ても完全にここを使った後が勝負のような仕上がりとなっているので、今回はまくまでも様子見、次に繋がるような競馬が出来れば、という意味合いが強いのでは。
評価【C】
ソーヴァリアント
無駄のないフォーム、軽い脚捌きは当然評価しておく必要があるが、やや身体の使い方が小さく見えてしまう点、頸や身体をいつも以上に使えていない点からすると少なくともピーク時の出来には程遠い出来と言えるか。
マイルは今回が初となるが、この産駒の割には内面が安定して見える点からすると距離は少し短いような気もするので、後は積まれているエンジンの大きさだけでどこまでカバー出来るか、というレースになりそう。
評価【B】
ダノンタッチダウン
休み明けの影響なのか、少し胸が広く見えてしまうが、胸前の筋肉量が増した事もあり、脚捌きにはいつも以上に力強さを感じられる追い切り。
ただ、休ませた事で馬体がひと回り大きくなった事もあって以前よりも身体を使って走れるようになっているので、馬体、内面の成長を加味するとここはいきなりから面白い存在になりそう。
まだまだ息遣いを見る限り本調子ではないかもしれないが、一応の態勢は整ったと思っていい。
評価【A】
ナミュール
久々にしてはちょっと軽いというか、欲をいえばもう一本欲しいような追い切りになるが、馬体はすっきりとしていて太め感は全く感じられない。
前半はモサっとしているが、勝負所での反応やエンジンがかかってからの伸びはなかなか素晴らしく、最後の息遣い、手応えを見る限りまだまだ馬にも余裕を感じられたので、次を意識しての追い切りと思えば悪い印象は受けない。
評価【B】
【菊花賞2023予想考察】最終追い切り評価・タスティエーラ、ソールオリエンスに割って入る馬は…？
✔過去5年成績
パッと見でわかるように、若い馬が圧倒的に有利なレースで、過去5年で馬券に絡んだ全ての馬が3～5歳馬となっている（10年に広げても6歳馬が1頭馬券に絡んだのみ）。
出走馬こそそこまで多くはないが、牝馬の期待値が高いレースで、一応複勝ならベタ買いでもお釣りが来る計算になる。
脚質は圧倒的に差し、追い込みが有利となっており、過去10年に広げても逃げ馬で馬券に絡んだ馬はゼロ、逆に上り最速の脚を使った馬は勝率27.3%、複勝率72.7%と好成績を残す（上り2位の脚を使った馬も勝率23.1%、複勝率61.5%と好走目立つ）。
どの枠からも好走馬が出ているので枠に極端な偏りは見られないが、8枠からも好走馬が出ているように、外枠を引き当てても割り引き材料にはならないレース。
✔予想オッズ
1 ナミュール 3.7
2 レッドモンレーヴ 7.0
3 シャンパンカラー 7.2
4 ステラヴェローチェ 7.6
5 イルーシヴパンサー 8.0
注目ポイント・注目馬
父サンデー、もしくはキングマンボ系！
該当馬が過去10年全ての年で馬券に絡み、その内6年で勝利。
特にディープインパクト産駒が複勝率47.8%と好成績を残しているので、今年も迷った時は血統で絞り込むのも面白い。
牡馬＜牝馬！
先ほども触れたように出走馬こそそこまで多くはないが、牝馬の期待値が高いレースで、過去10年で2.1.2.5と好確率で馬券に絡んでいる。
最後に追い切り注目馬をあげておきます。
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追い切り通りであればひと波乱ありそうな年、という事でここは頭数関係なしに狙いにいくのが面白いかも。
今週の勝負レースの予想はnoteで公開しています。
