【桜花賞2022予想考察】最終追い切り・調教評価

おはようございます。

本日は日曜の阪神メイン、桜花賞に出走を予定しているサークルオブライフ、ウォーターナビレラ、ナミュール、プレシャージュリフト、スターズオンアースの最終追い切りに関する記事を。

2022年4月10日(日曜) 2回阪神6日
第82回桜花賞GⅠ
3歳オープン(国際)牝(指定)定量
コース:1,600メートル(芝・右 外)

なお、桜花賞の予想など、日曜の勝負レースの予想はnoteで公開しています。

【桜花賞2022予想他】4月10日勝負レース

基本的に自分はG1でワクワクするようなタイプではありませんが、最近はそのG1が荒れるに荒れているという事もあり、今年の桜花賞は例年以上に楽しみな一戦になりそうです。

なお、今週は少し遅くなってしまいましたが、この後新スタンドで行われる名古屋競馬の予想を追加で更新する予定。も、来週からいよいよ例の開催が帰ってきますね…。

今年はイレ込みすぎという事もあり、既に2歳馬の情報も仕入れていますので、こちらも桜花賞に負けず劣らず、一発目の開催から楽しめそうです。

では、今日は本題の追い切りに触れる前に、こちらの記事でポジティブポイント、ネガティブポイントを書いていきたいと思います。

有力馬ポジティブポイント、ネガティブポイント

サークルオブライフ

・今回と同じ阪神マイルのG1勝利実績あり。
・前走は完全に叩き台での一戦なので、使われた上積み大。
・マイルではまだ底を見せていない。
・前走で先行する競馬を経験出来た。
・前哨戦とはいえ、前走は伏兵にも遅れを取ってしまった。
・その前走の内容を見ると2歳女王でも圧倒的な能力の高さは感じられない。
・成長力に疑問が残る。

サブライムアンセム

・相手強化の前走であっさりと結果を残した。
・マイルでの勝利実績もあるので、距離延長も問題なし。
・ただ、前走は流れが向いての結果。
・マイルは問題ないとはいえ、どちらかといえばスピードタイプの馬なので、今回の距離で同じ脚が使えるかどうかは少し怪しい気も。

ナミュール

・前走で2歳女王を下して勝利。
・叩き2走目。
・赤松賞の勝ち時計、レース内容からも秘める能力の高さはG1級。
・ただ、前走で下したライバル馬がここで大きくパフォーマンスを上げてきた時にどうか。
・出遅れ癖がある馬という事を考えると大舞台では信頼度に欠ける。
・気性面を考えると極端に負荷がかかる競馬になった時にレースを投げ出す可能性も。

プレサージュリフト

・いきなりの重賞挑戦となった前走であっさりと結果を残した。
・相手一気の強化。
・輸送を経験出来ていない。
・脚質的に好走に持ち込むには展開、馬場の助けは必要になりそう。
・経験が非常に低い。

ライラック

・前走で実績馬を下して重賞制覇。
・牡馬が相手の重賞で揉まれた経験あり。
・血統的に今回の舞台設定はツボの可能性も。
・マイル以上の距離で勝利した実績あり。
・休み明け。
・乗り替わり。
・脚質的に信頼度に欠ける。
・ローテを考えると本当の目標は次のオークス?

続いて本題の追い切りへ。

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桜花賞最終追い切り

※画像は一週前のものになります。

サークルオブライフ

2歳時は胸の広さや脚を上手く前に出せていない点がいかにも幼さを感じさせたが、今はしっかりと付け根から脚を出せていて、胸前の筋肉量が増した事で胸の広さも改善されている。

ただ、やはりというか完成度は決して高い馬とは言えないので、本当に馬が良くなるのは秋以降という事になりそう。

それでも頸の使い方は非常に上手く、適度に沈むフォーム、広い可動域に比例した大きく動く大腿骨、そしてその大きく動く大腿骨をフルに活かした飛節の伸びと、どこを取っても気になる点は見当たらないので、今回は前走を使った上積みを考えるとエンジン全開と思っておいていいだろう。

ウォーターナビレラ

頸差しの硬さは相変わらずで、フォームは沈まず、身体の使い方もイマイチ。それでも身体を使えていない割には可動域は広く感じる馬で、牝馬らしい柔軟性からくる弾むようなフットワークを見ていると良くも悪くも出来は高いレベルで安定していると思っていい。

今回は前走を使われた割には馬体は少し緩く見えるが、内面がしっかりと成長した事もあって道中の行きっぷりなどは一変して見えるので、このひと追いである程度身体が引き締まれば走れる態勢は整ったと思ってよさそう。

ナミュール

一週前追い切りでは反応の悪さと動きの重さが気になったが、先週しっかりと負荷をかけられた事で馬体が適度に絞れ、動きは軽く全体的に素軽さが出てきた。

牝馬らしい前向きさがあるタイプなので気の強さだけは気になってしまうが、ここ2週の追い切りを見る限り最低限内面はセーブ出来ているので、このまま落ち着いてレースに臨む事が出来ればG1でも阪神ジュベナイルフィリーズからの巻き返しに期待が持てそうな気も。

休ませた割には去年から大きく馬体が成長した感じはしないが、内面に関してはかなり大きな成長を感じるので、積まれているエンジンの大きさを考えると力を出し切れば当然アッサリだったというパターンも想定しておきたい。

プレシャージュリフト

同期の馬との比較になるとここに来ての馬体の成長が著しい一頭で、先週の段階で馬はほぼ出来ていたが、今週も動きが大きくド派手な走りが目に付いている。

可動域の広さと馬体のゆとりがこの父らしく、その父の血がしっかりと出てきた事を考えると春になって完全に馬が本格化したと思っていいのでは。

前走時にもある程度仕上げていた点はマイナスも、今回も最後まで余裕、十分な手応えを感じられたので、この馬に関しては現時点での追い切りでこれ以上を求めるのは酷か。

スターズオンアース

以前は頸を上手く使えていない事もあって動きは少々ぎこちなく感じたが、今回はしっかりと頸を使った迫力のある動きが目に付いており、グイグイと前に出る負けん気の強さと脚もとの素軽さは相変わらず目立っている。

馬体に身が入った事で身体の使い方も上手くなっており、年明けから数を使われている割には追われてからの反応も抜群に良く見えるので、この出来であればG1でも怖さがある一頭と言える。

最後に追い切り注目馬をあげておきます。

馬名はこちら→ 最強ブログランキングへ

さすがにもう荒れないだろう、と思って荒れるのが競馬。今週も伏兵の一撃がありそうなレースです。

なお、桜花賞の予想など、日曜の勝負レースの予想はnoteで公開しています。

【桜花賞2022予想他】4月10日勝負レース

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桜花賞の優勝馬は過去に溯ると史上初の牝馬三冠馬となったメジロラモーヌやマックスビューティー(2冠馬)、シャダイカグラ、アグネスフローラ、ニシノフラワー(GI3勝)、ベガ(2冠馬)、ファレノプシス(2冠馬・GI3勝)、テイエムオーシャン(2冠馬・GI3勝)、スティルインラブ(3冠馬)、ダンスインザムード(GI2勝)、ダイワスカーレット(2冠馬・GI4勝)、ブエナビスタ(2冠馬・GI6勝)、アパパネ(3冠馬・GI5勝)、ジェンティルドンナ(3冠馬・GI7勝)、アーモンドアイ(3冠馬・GI9勝)、昨年は無敗の3冠馬に輝いたデアリングタクト(3冠馬・GI3勝)などの名牝が名を連ねる。

過去10年の平均配当は馬連3790円・3連複 1万7530円・3連単11万4370円。馬連3桁配当は4度あり順当な決着も多いが馬連万馬券が1度あり荒れるケースもある。3連単最高配当は67万9300円。二桁人気の伏兵馬は13年プリンセスジャック(14人気3着)1頭のみが馬券圏に好走も、大波乱になるケースは少ない。

上位人気別の成績1人気【1.3.1.5】2人気【5.3.0.2】3人気【1.1.3.5】。1人気で勝利したのは14年ハープスターのみで2着も3頭と苦戦。また、単勝1倍台の圧倒的人気に推された5頭も連対したのは14年ハープスター(1着)と18年ラッキーライラック(2着)の2頭で1人気の信頼度は低い。信頼度が高いのは2人気(5勝)で直近4年では4連勝中。昨年もソダシ(2人気)が優勝。

ステップレース別の成績ではチューリップ賞組が5勝(2着7回)と圧倒的に強い。距離・コースが同じだけに前哨戦として本番に直結している。ちなみにチューリップ賞連対馬の桜花賞成績は【2.3.2.11】となっており、チューリップ賞組連対馬以外からの巻き返しも多い。

今年は前哨戦のチューリップ賞を制し、ここまで4戦3勝のナミュール、クイーンCの優勝馬で2戦無敗のプレサージュリフト、阪神JFの勝ち馬で2歳女王のサークルオブライフ、フェアリーSの勝ち馬ライラック、重賞連続2着のスターズオンアース、阪神JF2着馬ラブリイユアアイズ、ここまで3戦2勝のアルーリングウェイなどがスタンバイ!

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