【弥生賞2019予想オッズ】出走予定馬 一週前追い切り・調教評価

おはようございます。

本日は日曜の中山メイン、弥生賞に出走を予定しているカントル、シュヴァルツリーゼ、ニシノデイジー、ブレイキングドーン、ラストドラフトの一週前追い切りに関する記事を。

まずはこちらのレースの予想オッズから。

予想オッズ

1 ラストドラフト 2.5
2 ニシノデイジー 2.6
3 カントル 4.8
4 サトノラディウス 6.1
5 ブレイキングドーン 11.7

1人気は2戦2勝のラストドラフト。前走のレースレベルはさておき、キャリア1戦で重賞を勝つというのは想像以上に難しい事で、これをあっさりやってのけたこの馬の能力はこちらが思っている以上のものなのかもしれない。鞍上込みでこれが1人気に支持される事になるだろう。

続いて実績上位馬ニシノデイジー。G3を勝った時は共に人気薄での勝利だったが、前走のホープフルステークスでは上位人気に支持されながら3着に入線とこれまでの結果がフロックではない事を証明してみせた。本来であればこの馬が1人気になるのが普通だが、鞍上が嫌われる分だけオッズに反映されるとみる。良血馬カントル、サトノラディウス辺りまでが10倍を切るオッズになると予想。

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弥生賞一週前追い切り

カントル

調教パートナーが邪魔で前のパーツが全く確認出来ないが、少し動きが小さく、硬さが残っている走り。それでも脚はしっかりと上がっており、回転の速さをみてもこの馬なりにはよく動けている部類に入るだろう。手応えの差はあるにしても、最後は調教パートナーをあっさりと交わして先着出来ており、何よりキビキビと動けている点は評価出来るポイントと言える。月1ペースで使われているが、これだけ馬に活気があるなら出来が大きく落ちる事はないのでは。最終追い切りに向けて色々と課題は残しているが、一週前としてはしっかりとやれた。

シュヴァルツリーゼ

頭が高く若干左に刺さっている点は割り引きが必要で、頸の可動域がとにかく狭い。胸も広く脚が外へ流れているので、負荷をかけてもなかなかスピードに乗る事が出来ず直線でもたついている間に調教パートナーには大きく後れを取ってしまった。ハーツクライ産駒にしては動きにゆとりもなく、まだ可動域の広さをみてもパーツ全体が未完成。休み明けという事もあって余計に動きに重さがあるのかもしれないが、今回の追い切りを見る感じでは買える要素が見当たらない。最終追い切りでどこまで変われるか。

ニシノデイジー

頭が高くフォームは沈まないが、身体はしっかりと使えている。全体的にリズムも取れており、馬に活気があるのは評価出来るだろう。多少硬さがあるのがいかにもハービンジャー産駒(牡)という感じではあるが、ペルシアンナイト程極端なタイプではないので前哨戦仕様としての身体はつくってこれそう。スピード、パワーどちらも感じられる走りで、素軽さがある馬なので多少時計が速くなっても問題はないだろう。これといって大きな減点材料も見当たらないのでここは無難に走ってきそう。

ブレイキングドーン

多少左にもたれているが大きく割り引く程の癖ではない。ただ、終始リズムは悪く、前半の追われてからの反応の悪さはなかなか気になってしまった。極端に下を気にしている感じはしないものの、ちょっと走りに違和感があるので、ここは良馬場での動きをしっかりと確認しておいた方がいいかもしれない。エンジンがかかってからの伸びも平凡なので、最終追い切りでの変化に期待したい。

ラストドラフト

大きい馬ではないがそれ以上に線が細く感じる。全体的な動きも平凡なので調教パートナーに並ばれてそのまま流れ込むようなパターンかと思っていたが、乗り役がステッキを抜いただけで馬が一瞬で反応し、そのまま徐々に加速していく頭の良さを見せた。この辺りがさすが良血馬という感じで、間違いなくこれまでのノヴェリスト産駒とは比べものにならないぐらいの馬と言える。フォルムや動きからは全く大物感は感じられないが、この時期の3歳馬としてはかなりクレバーな部類に入るだろう。色んな意味で楽しみがある馬。

最後に弥生賞の注目馬をあげておきます。

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90年以降、無敗で弥生賞を制したのはフジキセキ、アグネスタキオン、ディープインパクト、ロジユニヴァース、サトノクラウン、マカヒキ、ダノンプレミアムの7頭。今年は京成杯を制したラストドラフト(2戦2勝)が参戦。昨年のダノンプレミアムに続き無敗で弥生賞を勝てるのか!?前哨戦を制するのは果たして!?

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