コックスプレート2024の予想や過去などについて書いていきます。
日本時間10月26日(土曜)の15時10分にオーストラリアのムーニーバレー競馬場で行われる芝2,040メートルのG1。
いつものように詳しくは予想や見解で触れていますが、結論から書いてしまうと能力通りであればプログノーシスがあっさりのレースだと思います。
が、最後の直線が173mしかないムーニーバレーのコースはどう考えても合わないので、狙いは当然…。
こちらのコックスプレートの予想はnoteで公開しています。
先日の海外競馬、凱旋門賞はどこに本命を打っても外さない超が付くドル箱レースという事もありますが、今年も◎ブルーストッキングから勝負度激高の大ぶっ込みをかまし、9戦7勝1ガミと更に勝利数を重ねる事に成功。
今回のコックスプレートは19年以来久々の馬券発売という事で不透明さが多い分、買いたい馬が凱旋門賞以上に美味しいオッズで買える可能性が高いので、
予想通り読みがハマればその凱旋門賞のようなホームランがサクッと出てくれそうです。
目次
コックスプレート2024展望
今年は去年の天皇賞秋を3着に好走しているプログノーシス、オーストラリア年度代表馬プライドオブジェニ、
オーストラリアのG1を3勝しているヴィアシスティーナ、マイルで好成績を残しているドックランズ、去年のコックスプレートで2着に入線しているミスターブライトサイドなどが出走。
ここから詳しく過去や出走馬の評価を書いていきますが、まずは先日の凱旋門賞の予想結果を軽く…。
凱旋門賞予想結果
1着◎ブルーストッキング
2着△アヴァンチュール
3着▲ロスアンゼルス
単勝 560円
馬連 2,290円
3連複 8,490円
印は〇▲☆の上位3頭に加え、△2頭までの計5頭を本線としていた事もあり、通りの印上位本線決着。
2,3着が逆なら3連単まで刺さっていたが、予想にも書いた通り今年は3連単は無理に取りに行かず、馬連、3連複をここからガツガツ重ねて大回収狙いという、
こちらもあえて無理をしない馬券で勝負したので、3連単が刺さらないのは当然想定内。
馬連をベースから本線決着を重ねていた事に加え、4パターン組み立てた3連複が全てハマるにハマってくれたので、その3連複の配当は80倍であっても400倍ぐらいの破壊力があった。
この結果で凱旋門賞は9戦7勝、1ガミともう外れる気がしないものの、次はコックスプレートで、と今回はホームラン予告をしていたレースになるので、当然もう一発…という思いは強い。
先ほども書いた通り、こちらのレースは不透明さが多い分、買いたい馬が凱旋門賞以上に美味しいオッズで買える可能性が高いので、凱旋門賞に続いてのホームランを期待して頂ければ。
コックスプレート過去
✓過去5年成績・ゲート
19年
リスグラシュー 牝5 11
キャステルヴェキオ 牡3 3
テアカウシャーク セ5 14
20年
サードラゴネット 牡5 6
アーモリー 牡4 5
ロシアンキャメロット 牡4 14
21年
ステートオブレスト 牡4 6
アナモー 牡3 8
ベリーエレガント 牝6 7
22年
アナモー 牡4 4
アイムサンダーストラック セ5 10
エルボデゴン 牡4 8
23年
ロマンチックウォリアー セ6 7
ミスターブライトサイド セ6 2
アリゲーターブラッド セ7 5
凱旋門賞とは違って高齢馬の食い込みも見られる、若い馬が圧倒的というレースではない難解レース。
ゲートに関しても極端な内や外、という訳ではなくやや内、という絞り込みが難しいレースになるので、脚質や展開で有利、不利なゲートを見つけていきたい。
✓過去5年騎手・厩舎
19年
D.レーン 矢作芳人
C.ウィリアムズ R.リット
O.ボッソン J.リチャーズ
20年
G.ボス C.マー&D.ユースタス
B.メルハム A.オブライエン
D.オリヴァー D.オブライエン
21年
J.アレン J.オブライエン
C.ウィリアムズ J.カミングス
D.レーン C.ウォーラー
22年
J.マクドナルド J.カミングス
M.ザーラ M.プライス&M.ケントJr.
D.オリヴァー C.ウォーラー
23年
J.マクドナルド C.シャム
C.ウィリアムズ B,W&JD.ヘイズ
T.クラーク G.ウォーターハウス&A.ボット
✓過去5年前走
19年
宝塚記念 1
スプリングチャンピオンS 2
エプソムH 2
20年
タタソールズGC 2
愛チャンピオンS 3
コーフィールドS 2
21年
サラトガダービー 1
コーフィールドギニー 1
ターンブルS 4
22年
マイトアンドパワー 1
マイトアンドパワー 2
グレートヴォルティジュールS 3
23年
ターンブルS 4
豪キングチャールズ3世S 2
マイトアンドパワー 1
全出走馬短評
プログノーシス
G1のタイトルには手が届いていないが、天皇賞秋3着、クイーンエリザベス2世カップで2年連続2着という実績はここに入れば抜けており、
海外遠征を苦にしないタイプとなれば当然ここで初のタイトルを…と思わせる存在。
ただし、直線が173mしかないムーニーバレーはどうも合う気がしないというか、追い込み脚質の本馬にとっては楽ではないコースになるので、ここは手綱を取るレーン騎手の手綱さばきに期待したい。
プライドオブジェニ
オーストラリアの年度代表馬、そして先日の豪キングチャールズ3世ステークスからの強行ローテでの参戦という事で話題を集めそうな馬。
近走はマイル戦を中心にレースを使われている馬ではあるが、
2000mのクイーンエリザベスステークスを超ド派手に逃げ切っている馬なら中距離が合わない訳がないので、プログノーシスとは真逆の競馬での押し切り勝ちを狙う。
ブロードサイディング
連勝をストップさせてしまった前走のコーフィールドギニーはスタート後の不利があっての結果であればある意味仕方なしのレース。
それまでのG1の3勝を含む5連勝の内容を見ると力はここでも上位の存在と言えるので、後は初の中距離戦がどちらに転ぶか。
ドックランズ
本馬もマイル路線での活躍が目立つ馬で、初の2000m戦となった前走の英インターナショナルステークスは7着止まりの結果に。
ただし、出遅れが着順に影響していた事も事実なので(最後も脚は使えていた)、まともな競馬に持ち込めた時の激変は警戒しておく必要があるのでは。
ミスターブライトサイド
去年のコックスプレートはハナ差の2着に敗れてしまったが、
勝ち馬が香港最強馬であるロマンチックウォリアーであれば決して評価は下がらないので、そのロマンチックウォリアー不在の今年は更なる前進が見られても。
ヴィアシスティーナ
前走のターンブルステークスを快勝、クイーンエリザベスステークスや英チャンピオンステークスでも馬券に絡んでいる中距離適性が非常に高い馬。
オーストラリアに移籍して以降もG1を3勝している勢いも感じる馬になるので、これらのレースを振り返るとムーニーバレーも問題なく対応してくるのでは。
コヴァリカ
クイーンズランドダービーを勝利して以降勝てない競馬が続いているが、前走のヒルステークスで2着に好走と復調気配を感じるので、大きく崩れた事のない得意の中距離で一発を狙う。
ロイヤルパトロネージ
G1未勝利、中距離実績にも乏しい馬となればさすがに相手強化のレースでどこまで、というタイプではあるが、今年に入ってからは一度も掲示板を外していない、勝てない競馬は続いていても安定感のある馬。
よって今回も2~3着候補としてそれなりに警戒が必要になるかもしれない。
エヴァポレイト
中距離の経験はないものの、4連勝でスタットステークスを制し、相手強化となった前走のコーフィールドギニーでも3着に入線している勢いを感じる馬。
何よりムーニーバレーで3戦3勝とコース適性の高さではメンバートップクラスの存在になるので、今の勢い、適性の高さを考えると相手強化の中距離でも、と思わせるが…。
【キャロットクラブ2025(24年産)】1歳募集馬・ラインナップ・価格、厩舎予想
✓予想オッズ
1 プログノーシス 2.0
2 ブロードサイディング 3.8
3 ヴィアシスティーナ 4.4
4 プライドオブジェニ 9.6
5 エヴァポレイト 10.1
日本馬という事もあるが、実績的にもここはプログノーシスが抜けているので、人気もそれに比例してやや抜けると予想。
ブロードサイディング、ヴィアシスティーナ、プライドオブジェニ辺りも10倍を切るオッズになると予想するが、順調さを欠いてしまったヴィアシスティーナは少し人気を落とす可能性も。
最後に今年の注目穴馬をあげておきます。
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先日の凱旋門賞ではアヴァンチュールを指名。
単勝万馬券だったドバイのゼンデンを筆頭に、過去にこちらで公開した馬が何度も何度も激走しているので、今回もこの馬の激走には注意しておいて下さい。
こちらのコックスプレートの予想はnoteで公開しています。
さすがに勝負度がずば抜けて高かった凱旋門賞のようなレースではないものの、今回もこの予想で外れれば諦める、というぐらいの予想は出来た、前回に続いて一撃が狙えそうなレース。
というのも軸はまずここだろうのその軸がどうやら派手な人気にはならない可能性が高いので、買い目を含めて読みがハマれば大回収も夢ではない。
※買い目もいつも以上に細かく記載します。
✓この記事を書いた人
ブログ予想開始初週の中山記念で3連単【31万馬券】を的中させ、その後NHKマイルで【29万馬券】、18年の共同通信杯で【56万馬券】、22年のプリンシパルステークスで3連複【30万馬券】3連単【140万馬券】を的中させた管理人、ゆうちゃりすの競馬ブログ